ドイツ HELIOS 社の Mac 用ファイルサーバ/プリントサーバソフトが、最新版「HELIOS UB シリーズ」としてバージョンアップしたとのことです。本国ではずうっと前に出ていましたけど。ちなみに、“UB”とは、UnBreakable だそうです。これって、セキュリティ万全っていうことでしょうけれども、HELIOS だけではセキュリティは施せないと思うのでした。 だって、HELIOS って、サーバに乗っけるサービスですから。ベースは OS 生のママですよね。
ヒューリンクス/最新版「HELIOS UB シリーズ」販売開始を発表 [print-better.ne.jp]
□HELIOS UBシリーズの主な新機能
・各種サーバーOSの最新版に対応
・64bit Linuxに対応
※x86系 64bit CPU(AMD 64プロセッサ,Intel Xeon(EM64T)プロセッサ)
・Solaris 10対応
・IA-64(Intel Itaniumプロセッサ +HP-UX 11)対応
・MacOSX 10.4(Tiger)対応
やっと64bit Linux プラットフォーム対応
ていうか、今まで CentOS 4 x86-64 版 で走らすと変なエラーが出ていたんです。ちなみに、もともとCentOS 4 での動作保証は、ない。
・AFP3.1を完全サポート(HELIOS EtherShare UB)
MacOSX時代のAppleTalk規格であるAFP3.1に完全対応。
AFP プレビューとの整合性はどうか。
ヒューリンクスは、AFP プレビューの存在は全く無視で、国内のもう一つの販社である、インテリジェントワークスから、前HELOS EtherShare における AFP 3.1 を実現する、AFPプレビューという技術情報が出ていたわけです。
もっとも、本国ドイツサイトで同様な情報が出ていましたけれども。
PCShare と NTFS ファイルシステムとの整合性。
前 HELIOS PCShareは、NTFS のマルチストリームに非対応だったんです。Microsoft の Service For Macintosh で生成されたファイルのリソースフォークは、サーバの NTFS のマルチストリームに格納されているので、そのファイルを Windows マシンにコピーしてきた場合は、リソースフォークの内容が維持されてコピーされてくるのですけれども、ここら辺、新しい HELIOS PCShare ではどうなっているのでしょうか。
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つうわけで、AFP 3.1 対応サーバを作るのに netatalk 2 でぐにょぐにょするのに疲れた方は、HELIOS UB なんかどうでしょう。
欠点は、
つうことだと思います。
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最後に、ベンダのページ。
HULINKS | HELIOS UB [hulinks.co.jp]
デモ版もあります。