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15年前のDTPデータもiPad電子書籍化可能、「QuarkXPress」最新版を4月発売 -INTERNET Watch [internet.watch.impress.co.jp]

ていうニュースが。QuarkXPress 9が2011年4月なのか。

んと、僕のQuarkXPress観つうのは、オペレータがコンソールの前に座りQuarkXPressを使い脳汁を出しながら同じ作業を延々と繰り返すためのもので、そのためにはQuarkXPressとオペレータの脳みそがつながっている感覚が得られることが必要であったわけで、4.1Jまではその感覚もあったかもしれませんがそのあとは……ていう感じ。ライバルのInDesignがドミノ倒し型のち密な事前の準備が必要なアプリなんですが(本来はな)、結果としてこんなにも水をあけられてしまったっていうのがすげえと思うのです。

僕もQuarkXPress 4も6も8も個人で持っているんだけれども、8が出たあたりでDTPのオペレータから外されちゃったので個人でテストする必要もなくなり今に至る。

そんで、

15年前のDTPデータもiPad電子書籍化可能、「QuarkXPress」最新版を4月発売 -INTERNET Watch [internet.watch.impress.co.jp]

 製品発表に先立ち報道関係者向けに行われた事前説明会では、インプレスがその昔、QuarkXPress 3.1で制作したという出版物のDTPデータを借り、これをQuarkXPress 9で開いて電子書籍として出力するデモも行われた。同バージョンがリリースされたのは1990年代のこと。QuarkXPressはかつて日本のDTPソフト市場を席巻するシェアも持っていた時代があり、出版社にはQuarkXPressによるDTPデータが多く残っている可能性もある。権利処理という大きなハードルはあるため、あくまでも技術的にではあるが、過去の資産を電子書籍に生かせる環境が提供されることになるとしている。

が気になるんですけれども、15年前のデータって、「L リュウミンL-KL」と「細明朝体」と「・Biblos細明朝体」が混在していたり、ニィスがRKSJじゃなくてSJISだったりした時代だったと思うんだけど、今そんなデータどうやってリフローなしに処理できるのかすげえ興味ある。

誰か試して!

QuarkXPress 3.3Jのデータが入ってきたのでOCF/CIDの使用状況を調べて、OCFのMacに行って作業していて、一生懸命レイアウトパレット(ページのサムネイルが表示されている)のスクロールバーを触らないように作業するわけです。

なぜならば、QuarkXPress 3.3J+Mac OS 9だとフリーズしちゃうから。

でも、作業していたMacはMac OS 8.1だったので全然平気でした!

~~~

昔のMacって、OSの終了があっという間で笑えますよね!

TrueflowとかはちゃんとQuarkXPress 3.3Jからの書きだし方用意されているけれども、OSが8.1の場合とか書いてなかったんじゃなかったかな。

ダウンロード販売で買ったQuarkXPress.6.5Jは、8へのアップグレードクーポンは宅配便送付ですっていうことで、佐川急便のセーフティーサービスで送られてきました。昨日来ていたらしいのだが仕事で不在だったので今朝再配達されました。

でも、これ郵便で返送せないかんのだから、封筒同封だと良かったねーていうのはちょっとわがままかな。

QuarkXPressの無償アップグレードサービス、パッケージにアップグレードクーポンがついていてそれを専用用紙で郵送してQuarkXPress8のダウンロード案内を専用用紙の記入欄で指定した方法でもらえるという手順らしい。

というわけで、ダウンロード販売の場合は、お問い合わせくださいと書いていたので、電話で問い合わせしたところ、ダウンロード販売時に入力した住所へ宅配便でアップグレードサービスクーポンを送っていただけるそうです。

オンラインで全て片がつく方が楽だとも思ったものの、アップグレードキャンペーンという突発的キャンペーンでは、受付作業を一本化したほうがいいししょうがないかなーと思いました。

【インタビュー】開発はインドという噂は本当? ついに発売されたQuarkXPress 8の真実を探る (1) 旧開発スタッフもカムバック! 新バージョンに向けた新しいスタート | クリエイティブ | マイコミジャーナル [journal.mycom.co.jp]

現在では、英語版、日本語版の開発拠点はデンバーですし、品質管理は東京でも行っています。つまり、グローバル化は進んだけれどコストを追求するというだけではなく、個々の才能を大切にした社風に変わってきたということです。米国のサポートも以前はインドで行っていましたが、今は米国内に移管しました。やはり自国のユーザーは国内でサポートすべきなんです。そして現在では、サポートで得られた情報を大切な資産として開発部門に届ける仕組みが整っています。もちろん日本のサポートは日本で行なっています。

一方AdobeのInDesignの開発は801のサンノゼではなくて別のところでやっているとは聞いた。どこだろう?

QuarkXPress 8のセミナーの報告だそうです。

実験る~む 行ってきた(昨日だけど) [dslabo.blog4.fc2.com]

あとはライセンス形態。
Mac/Windowsがハイブリッドで提供され、かつ、Adobeと同様に2台までインストール可能な点(同時起動は1台までと、そちらの制約も同じですが)。

うわーこれはアドビやらないライセンス形態ですよね。STUDIO 8でWin/Macハイブリッド版だっていうので同時に使わんしMacとWinに入れられるかなーて思ったら、最初に使ったプラットフォームで決定になるっていうので悩んだあげくWindowsに入れたんだけれども、QuarkXPress 8なら悩まなくてもいいってことか。

つーわけで購入の方向に傾きつつあります……

ほんとにキャンペーンやってたんだ!

Qxp41package1
▲パッケージ

Qxp41package2
▲キャンペーンクーポン

個人的には、4444円キャッシュバックよりも、QuarkXPress 7無償アップグレードクーポン券の方がいいんじゃねーかと思いましたが。クーポンの回収率で効果を測定するんだろうねー

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まだAmazonでQuarkXPress4.1Jは手に入るようです。

  • : QuarkXPress 4 日本語版 for Macintosh

    QuarkXPress 4 日本語版 for Macintosh

  • QuarkXPress 4.1の販売は2008/3/31まで、ついにディスコン(絶版)なりますので、必要な方は超急いだ方がいいです!

    :: Blog!NOBON | 「QuarkXPress4.1日本語版」の販売・サポートを終了 ::

    QuarkXPress と云えばその昔、DTP 三種の神器(Photoshop・Illustrator・QuarkXPress)の一角を担っていたほどのソフトだったのですが・・・今じゃその地位は Indesign でしょうねえ^^;

    InDesignは、Creative Suiteのおまけ的存在になっていて、全く使わない人も多いですよ。

    気になるのは、サポート終了だと云うのに購入する方がいるのでしょうか??.....NOBON

    QuarkXPress 4.1Jって、数年前から、サポートに頼らずに使うソフトになっていたじゃないですか。実際、サポート切れの3.3Jも使われているぐらいですし。だからそんな問題ないです。変わるのはディスコン後流通在庫でしか新品が入手できない、ていうあたりじゃないでしょうか。

    Mac OS Xへの変更の件やDNPのQuarkXPress3.3Jデータの取り扱い終了告知でも経験しましたが、ベンダ側がディスコンにしたり、大手が取り扱い終了したっていう事実を上司に見せて購入稟議を出しやすくする効果はあるようです(そこまでしないと動かないのか)。

    業界内の業務は多様化していますので、最後までQuarkXPress 4.1J使いつぶして廃業するっていう業者もあってもいいと思いますので。

    それにしても、QuarkXPress 6のデータの流れがものすごく少ないのがかわいそうです(´;ω;`).

    実験る~む またやってる [dslabo.blog4.fc2.com]

    クォークジャパンが「Winter Campaign」をいつのまにか開催中。



    ……えーと、秋にもやってなかったっけ?

    でも、モリモリOpenTypePr5の問題起きないんでしょ?

    (黒い意味じゃなくて白い意味で言っています)

    Apple TipsのRSS配信で、Quark Expressとなっていたので、大塚商会の方に間違ってるよーて連絡したら直っていまして、誠実な対応に感心した次第。

    そんで、つぎ、

    DTP Transit : Apple Tips 第34回(QurakXPress→InDesign) [www.dtp-transit.jp]

    の本文中で、QuarkXpressとなっています。

    んー間違えるの悪いとかそういうのはおいといて、QuarkXPressのアイデンティティが「XP」にあるなんてもう忘れられた話なんだろうなーて思いました。

    ところで、このエントリのタイトルの×はmultiplication signつまりかけ算の算術記号なのだがバッテンの意味で使っていいのかとか言う議論は以下略

    OCFとQuarkXPress 3.3 - lcs_kawamuraの開発記録 - Yahoo!ジオシティーズ [geocities.yahoo.co.jp]

    6月1日付けで、大日本印刷市ヶ谷事業部から、OCF並びにQuarkXPress 3.3での入稿を本年末で終了する旨の文書が出ている。環境の維持が困難であり、OCFはCIDフォントに、QuarkXPress 3.3は4.1に置き換えて作業するという。文字ずれなどの可能性があり、出校物の確認をお願いしている。これを受けて出版社も同様の対応を、制作会社に求め始めている。

    (文中の6月1日とは、2007年のことです)

    うちの顧客は全くDNP の出版とかぶらないので、この業界全体をみると、DNP がイニシアチブとってやっている業界ではないとは思うけれども、「てんかのでぃーえぬぴーのおふれだから」これみて右ならえ指示出しちゃう偉い人もいそうですよね。

    このはなしって、旧 Mac OS 用 モリサワ New-CID フォントと、旧 Mac OS 用 QuarkXPress 4.1J が現行製品だから、それ買ってやれば最小限の学習コストで済みますよね。かつて 新規版で ¥282450 した QuarkXPress 4.1J は、いま新規でも ¥80850 ですし。

  • : QuarkXPress 4 日本語版 for Macintosh

    QuarkXPress 4 日本語版 for Macintosh

  • ただ、問題は、QuarkXPress 4.1J の、びみょーなバグ、いまから 3.3J→4.1J に移行しようとする人はどうやって気付くか、ていう話かもしれないですね。

    ネットでは 3.3J → 4.1J の移行はとうの昔に終わった話とされているから、どうやって 4.1J 安定環境構築の情報にキャッチアップできるんだろうね。

    つうわけで、QuarkXPress 3.3J + モリサワ OCF のシステムが、道具としてしっくりしてほかに移行したくない人は、この環境で PDF を作って入稿する方法を模索すればいいんだと思いました。

    ~~~

    InDesign が選択肢だって言える人は指先の資産を反故にできる勇気のある強い人だと思う、それを他人に言うのは強者の理論だよねーて思うときはあります。

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