2006年8月アーカイブ

ようこそ!おこしやす Intel Mac - お約束どおり [d.hatena.ne.jp]

「Classic環境を使わない」と答えた人が全体の半数を超えているのに、メインで使っているフォントが「OCF」と答えた人が去年とほとんど変わっていないのは何故なんでしょう?

あーこの資料みました。いまだに Mac Fan と MacPeople の区別がつかないので購入していないわけですけれども。

それで、「何故なんでしょう?」ですが、世の中にある DTP 仕事のうちの大半は、OCF フォントあたりで用が足りてしまう現実があるからでしょう(制作→OCF フォント、出力→CID フォント環境ていうのが定番だと思うけれども)。雑誌や書籍の執筆者サイドは、書籍メインの人がおおいので、OpenType フォントの恩恵に与る場面が多いでしょうが、書籍以外だと OpenType はほとんど意味無いですもんね。

大半の消費者に恩恵がなく、互換性もないアップデートの強制(しかも、何となく OpenType にしなくちゃいけないという雰囲気で)というのが現在この業界で進行中です。アドビソフトだったら、まれに、機能追加によって便利になることがあるというのに、それと比べると、フォントフォーマットの変更はかなりたちが悪いですよね。

つか、OCF は、モリサワがサポート切った時点で変に価値あがっちゃいましたよね。

OS9で起動するマシンを別に用意して、そっちで作業してるとか・・・?

(なんで DTP の人っぽいのに3点リーダーを中黒で打っているかちょっと不安になりつつ)僕がみた Mac Fan の資料(どうやらセミナー資料だねこりゃ)では、どうやら Mac Fan 編集部としては「乗り換え」を促しているようでしたが、乗り換えっていうよりは、既存環境の温存、新環境の買い増しが現実的な解だと思う。最終的には事業所ごとに1台くらい OCF 環境をのこす、みたいな。

極論すると、Mac OS X で動く Adobe アプリの PDF 書き出しで、PDF 入稿できてしまうのですから、Mac OS X 環境こそ、PDF をうまく処理できる体制さえ作ってしまえば、出力側で Adobe の DTP アプリを持つ必要なんて無いです。逆に、Mac OS 9 環境は、修正用のプラットフォームとして、仕事が来る限り崩すことなく持っている必要があるかなーていう感じ。

「OCF」はもうそろそろ終わりにしてもらえないものでしょうか?傲慢ですか?

んー「OCF フォント」をそろそろ終わりにしなくちゃいけない理由が示されていないですよね。OCF フォントだってソフトウェアなんだから、ソフトウェアが動く環境がある限り稼働していればいいんじゃね?ておもいます(ソフトの身にもなってみろ!)。かたくなに使うことによる不都合は、クラシックカーを乗り続ける苦労話みたいになるんじゃないかな、ともおもいます(いやあ、最近出力できる場所が減ってきてねー、とか)。

昔学校にいた頃は、emacs に Mew で電子メールしたりとか、自然科学棟の SGI O2 で MATLAB してた記憶があったりしますけれども、ここ数日はまるで vi 漬けです。やっぱ、Windows 以外の OS だとおおむね最初から入っているっていうのはでかいですよね。

それで、僕はふと思ったんですけれども、vi って、最近の Adobe 系ソフトを使っている人とすげえ親和性があるんじゃねえかっていうことです。

vi は、文字の挿入したいときは、キーボードの「i」キーを押して、insert mode に移行してから初めて文字が打てます。ものすごくモーダルです。

ところが、いまや Adobe ソフトも、ワンキーストロークのモード切替を採用しています。ペンツールだったら、キーボードの「p」キーを押して、ペンツールに移行してから、マウスでベジェ曲線を描けるわけです。

つうわけで、DTP のひとは、エディタは vi エディタを使うべきだと思いました。Jedit なんてライブドアから買う必要なんてありません!(今はソニックに移管されたんでしたっけ。)

# 僕は普段は秀丸です。

今あるメール送信フォームからメールを送信するスクリプトが perl 4 や perl 5.005 時代のスクリプトで、Jcode.pl やら Jcode.pm まみれで、今どきの perl 5.8 に迎合した Unicode ばりばりのスクリプトにしようと思って作ってみたんですけれども、ものすごく素直に作ると、encode、decode だらけになってしまってきもくて困る。

メール送信を、Net::SMTP ではなくて今どきのやつにすれば改善するのかな。

僕が使っている Mebius PC-MV1-C1W(いろいろ改造済み)のバッテリがへたってきまして、リフレッシュを10回ぐらいしても30分ぐらいしか持たなくなってきたので、新しいバッテリを注文して、交換しました。

1回購入しているので、今回も、シャープエンジニアリングに電話したら、「取りに来られるのもそちらからでは遠いと思いますので、お近くの量販店様でご注文されるといいですよ。お住まいの地域では、ケーズデンキさんか、ラオックスさんになります。」ていう風に案内されました。1年半前から大きく進歩しているのですごいと思いました。

しかも、先週の日曜夕方にケーズデンキで注文したのですが、水曜夕方に僕のうちの留守電に「入荷しました」って入っていました。ものスゲエ早い。むかし MSX2 の FMパナアミューズメントカートリッジ(FMPAC)を、ナショナルのお店を通して注文したら2週間かかっていた記憶があるものとしては驚異的な早さですが、受注販売業務をしている立場からすればこれはいまや当たり前の速度ですよね。

さてさて、このパソコンも丸4年使っていますが、Pentium 1GHz もあれば当分持つなーて思っていたら案の定結構持ってしまいました(デスクトップパソコン使わなくなってしまった……)。

でも、ノートパソコンはバッテリのへたりがあるので、これを気にする場合は、バッテリの交換費用まで考えておかないとコスト勘定が出来ません。僕の場合は、4年で2本使いつぶしていますので、バッテリーが 15,000- ですから、ノートパソコンを維持するには年額 7,500- かかっているということですね。あと、僕は1.5年に1回 HDD も交換しているので、それもあわせると結構出費していることになるのです。

ノートパソコンオーナーだったらしょうがないですよね……

以前、
M.C.P.C.: いきなりPDF Professional(2):いきP Proの素性に迫ってみたりみなかったり [blog.dtpwiki.jp]
で、「Hyf_PDF Creator ほげほげ」なんてでてきて、またへんてこなPDF 変換エンジンでてきたー検証し直しだーておもっていたところに、
M.C.P.C.: いきなりPDF Professional(4):ソースネクスト製品はOEM元をよく見てみよう [blog.dtpwiki.jp]
にて、アンテナハウスがパッケージングしたと判明し、
いきなりPDF Professionalに出てくる「Beijing HYF Software」って何ですか? [blog.livedoor.jp]
で、中国北京の会社だって判明して、また中国の新興 IT ベンチャーの製品を間に合わせで買いたたいてきたもんだと思って、僕の中ではアンテナハウスに対してすげえイメージが悪くなっていたのですが、

PDF 千夜一夜: Antenna House PDF ブランドについて [blog.antenna.co.jp]

PDF生成ソフトにHyfと付けていたのは、中国の市場でPDF作成ソフトでビジネスを強力に進めるためでした。しかし、最近は、中国より日本でのPDFビジネスの方が中心になってきましたし、今後は、欧米の市場でも販売を強化することも考慮して、ブランド名を変更することにしたものです。

だそうです。

それにしても、PDF 生成ソフトに応じて処理をかえる必要性がある状況ですから、あんまりコロコロ Producer を変えないでほしいとは思いました。

参考:
PDF変換の一覧 - DTPWiki [dtpwiki.jp]

新しい PDF 変換エンジンが出来たら、このリストではなくてもいいが、何らかの機関がリストを更新する取り決めをつくってほしいですね。

(2016.8.24 3:32修正)

DTPWikiがUTF-8化したので、リンクが切れていたのを修正。

lib/Plagger/Plugin/CustomFeed/Sunset.pm

package Plagger::Plugin::CustomFeed::Sunset;
use strict;
use base qw( Plagger::Plugin );
use Astro::Sunrise;
 
sub register {
    my($self, $context) = @_;
    $context->register_hook(
        $self,
        'subscription.load' => $self->can('load'),
    );
}
 
sub load {
    my($self, $context) = @_;
    my $feed = Plagger::Feed->new;
    $feed->aggregator(sub { $self->aggregate(@_) });
    $context->subscription->add($feed);
}
 
sub aggregate {
    my($self, $context, $args) = @_;
 
    my $longitude = $self->conf->{longitude}; # keido
    my $latitude  = $self->conf->{latitude} ; # ido
 
    my $sunset   = sun_set( $longitude, $latitude);
    my $today    = substr(Plagger::Date->now(),0,10);
    my $feed = Plagger::Feed->new;
    $feed->title('Sunset time '.$today);
 
    my $entry = Plagger::Entry->new;
    $entry->title('Sunset time '.$today);
    $entry->date('Sunset time '.$today);
 
    $entry->body('<pre>'.$sunset.'</pre>');
 
    $feed->add_entry($entry);
    $context->update->add($feed);
}
 
1;

config.yaml のサンプル

plugins:
  - module: CustomFeed::Sunset
    config:
      longitude: 135.750
      latitude:   35.017

参考

Astro::Sunrise - Perl extension for computing the sunrise/sunset on a given day - search.cpan.org [search.cpan.org]
subtechグループ - Buy OEM Software - Plagger::Plugin::CustomFeed::Pipe [subtech.g.hatena.ne.jp]

まだメールしかとばせないのでこの feed をどうすればイベントトリガに出来るか不明w

とりあえず、google で印刷と検索したら自動的に PDF がうちの会社に入稿されて印刷物になって届くところまでやるつもりです(やりません)。

日没時刻にあわせて何らかの仕事をしなきゃいけないシチュエーションって無いですか?たとえば、日没と共に閉店とか。ねえか。でも、日が暮れたらカーテン閉めなさいて、お母さんや、学校の先生に言われていると思います。つうわけけで、そろそろ夏休み最後の日曜日になる地域もあると思うので、夏休みの宿題的にこれを作ってみました。

#/usr/bin/perl;
use strict;
use warnings;
use Astro::Sunrise;
 
my $keido    = 135.750;
my $ido      =  35.017;
my $sunset   = sun_set( $keido, $ido);
my $sendmail = '/usr/lib/sendmail';
my $from     = '送信元のメールアドレス';
my $to       = 'Remember The Milk の受信箱のメールアドレス';
my $subject  = 'sunset';
 
my $mailheader = "From: $from\nTo: $to\n".
                 "Subject: $subject\n\n";
my $mailbody = "Due: Today $sunset\n.\n";
 
open(MAIL,"| $sendmail -t");
print MAIL $mailheader;
print MAIL $mailbody;
close(MAIL);
exit 1;

Remember the Milk の 受信箱のメールアドレス(そこに送ると自動的にタスクとして入力される)に、その日の日没の時刻を設定したタスクを設定します。このスクリプトを1日1回 cron で実行するといいです、当然日没前なw

Perl には、Astro::Sunrise っていうモジュールがあって、緯度経度から日出没が計算できるみたいなんで使ってみました。精度が怪しいけれども。

Remember The Milk のリマインダー機能をつかうと、携帯電話などのメールにタスクを転送できたりするので便利です。

……AT コマンド使えば、Remember The Milk 使わなくても時間を予約して直接携帯電話にメール出せるというのは当然内緒です。

個人的には、緯度経度タイムゾーンをクエリとして、feed で引っ張ってこれると、おもしろいなと思いました。国立天文台がやってほしいと思います。Plagger 使いは、日没と共に、「蛍の光」MP3 を流したりするでしょう。しねえか。

今更ながらものすごい勢いでシスター・プリンセス見ていますが最初にリピュア見てしまって、あれはキャラクターズの方がものすごい気合いの入ったアイドルビデオになっていたわけですけれども、それから比べるとなんだかまともに見られてしまいました。本放送見てみたかったなー

で、花穂って(ガチャピンの相方の)ムック? やっていることは一緒。

あと、DVD の最終巻に堀江由衣バージョンオープニングが入っていて焦った。あの歌がグレイトな意味がやっと分かりました。
Wellcomehouse_2
▲こんな書体のエントランスの先には妹が12人(結構適当にはめた)

PDF/X研究室 - 画像生成ジェネレーターの可能性 [d.hatena.ne.jp]

+LOVE IS DESIGN+: 画像が簡単にできるジェネレータいろいろ

現時点で既に75のテンプレートがあるそうです。Webデザイナーに頼まなくても簡単にセンスのいい素材が入手できる時代なんですね。同じ仕組みで適正サイズの350dpiの画像を作るサービスも当然可能ですよね。誰かやりませんか?

あり合わせの材料使って作ってみました。1時間程度で作ったのでいろいろ変だけれども我慢して。

フォームに文字入れてサブミットすると、3264×2448pxの画像に入力した文字が落ちてきますが。

~~~

(2006.8.23 12.11追記)現時点でサーバ止まっています。やっぱむりさせすぎたんだと思う。

Gen
▲こんなのがでる予定でした(クリックで3264×2448px)

遅いのは、PowerPC 1.25GHz と RAM 256KB の Linux で頑張ってくれているわけなので我慢してください。一番我慢しなくてはならないのは、皆さんが「生成」をクリックするたびに轟音を上げるサーバの横で寝ている僕なのですから。

もう一つ問題点を挙げるとすれば、フォントに何を使うかっていう話ですよね。売り物のフォントはこのような用途には使いにくい。営業さんがアポなしでやってくるかも!

ソース。

#!/usr/bin/perl
use strict;
use warnings;
use CGI;
use Image::Magick;
use utf8;
use Encode;
 
# CGI オブジェクト作成
my $q = CGI->new;                 # CGIオブジェ作成
my $text = $q->param('str');      # クエリ文字列入力
$text = decode('utf8', $text);    # utf8
$text = substr($text, 0, 8);      # 8文字制限
$text or $text = 'dtpwiki.jp';    # デフォルト文字列
 
# Image::Magick オブジェクト作成
my $image = Image::Magick->new;   # $Image
$image->Read('hana.jpg');         # フリー画像読み込む
my $image2 = Image::Magick->new;  # $Image2
$image2->Set(size =>'3264x2448'); # カンバスサイズ
$image2->ReadImage('xc:white');   # バック白
$image2->Annotate(
  text =>$text,
  fill =>'#666666',               # 灰色
  font =>'sazanami-gothic.ttf',   # 港でさざなみ
  pointsize =>'900',              # 900ポ(?)
  x =>'0',
  y =>'1800',
);                                # 文字
$image2->Blur(
  radius =>'28',
  sigma  =>'18');                 # ぼかし(適当)
$image->Composite(
  image   =>$image2,
  compose =>'Bumpmap',
  x => '0',                       # $Imageと
  y => '0');                      # $Image2を合成
undef $image2;
 
# 画像出力
print $q->header('image/jpeg');   # ヘッダ
binmode STDOUT;               # Win時のおまじない
$image->Write('jpeg:-');      # JPEGで書き出し
undef $image;
exit 1;

参考::: Cepheid :: - ImageMagickの使用例 [www.ss.iij4u.or.jp]

僕の使っている Mebius PC-MV1-C1W は、IEEE 802.11b の無線 LAN 機能がついているモデルですが正直言って 11.b は遅いので 11.g の PC カード挿していたんですけれどもスマートじゃないのでかねがねなんとかしたかったのですけれども、このマシンに内蔵されている無線 LAN カードは mini PCI なので、換装しました。

換装したのは、実績がありまくりの玄人志向 802.11G-MPCI です。ヨドバシカメラにはいるかなーて思っていたけどついぞ入らず、ソフマップにはいるかなーて思っていたら撤退してしまいましたのでそろそろ市場からも無くなりそうなのでヨドバシ通販で買いました。

というわけで普通に使えています。これで、このマシンの不満は、USB 1.1 くらいになりました。こんどは PC カードスロットに USB 2.0 カードをさせますね!

PukiWiki/tag.inc.php - Naotoshi Seo [note.sonots.com]

で公開されている、tag.inc.php と、lsx.inc.php を利用して、DTPWiki [dtpwiki.jp] をタグ対応にしました。

こんなイメージになりました。

Dtpwikitag
▲タグ対応したDTPWiki(FrontPageのタグクラウド)

タグを使うと、内容が複数の分野にまたがっているような場合でも、あとで自分がどういうキーワードで検索するかとか、あとで他の人がどういう検索をするかとか、そういう思いつき単語でタグを付けておくことが出来ます。

是非ご利用ください。

しかも挿したら抜けない構造なんだよねー。設計がまずいのではって感じです。

最近 Lunascape から Opera に完全に乗り換えたのですけれども、これではてなブックマークを見ていると、一度見たページでキャッシュ表示されることが多くて困る。たとえば、あるエントリのタグを付け直しても、ページ遷移では反映されていないのです。

つい最近 CGI でヘッダをいじるとキャッシュしたりしなかったり制御できるっていうのを延々とやっていたんだけれども(あたま使わず作ると JSON 通信が IE では全部キャッシュされていたのは参った)、Opera って、IE と挙動が違うのかなー?

Windows 環境で、Perl を入れるときは普通 ActiveState から ActivePerl のパッケージを入手 [activestate.com] しますけれども、実は XAMPP + Perl Add-On の方が楽じゃねって言うことに気付きました。ppm も cpan も出来るし、mod_perl もらくらくです!

apache friends - xampp for windows [www.apachefriends.org]

たいてい理由なんて複数あってそのうちの一つが特定できたところでどうしようもないですよね。そしてそれが正しいかどうかなんて判断しようありませんよね。つうわけで僕が思いついた理由を書いてみるテスト。

●InDesign が使われない理由

・レイアウトグリッドがオーバースペック

最近使われ出したのは、レイアウトグリッド使わなくてもいいんだと気づき始めたからだったりするのでは。先達には悪いけれどもレイアウトグリッドを全面に出したチュートリアルのキャンペーンは紹介フェーズにおいては逆効果だったと思う。PM・QX・IL 時代でそれだけ組版のレベルが後退したってことなんだけれども、逆にページレイアウトソフトの使われ方の多様性つうものが出てきたわけで、QX でガシガシ作り込んでいくような層のフォローアップができてなかったよね。

●SING が使われない理由

・SING がオーバースペック

Adobe の仕様はメカメカしているわけだけれども、実装までメカメカしているのでいろんな意味で無理。前面に押し出さず、ある一定レベルに達するまでは隠蔽するようなゾーニング必要。つか、SING 紹介するにしても、程度によっては Illustrator による作字で事足りることも提示されるといいです。使う方は使う方なりのコスト計算して使い分けるでしょう。

●Mac OS 9 が使われなくならない理由
●Illustrator 8 が使われなくならない理由
●Type1 フォントが使われなくならない理由

・他人に死亡宣告されるの嫌だよね

遺族の感情を察してあげるべきです。メーカーは。棺桶といえば死んだ仲間を棺桶に入れて引きずり回すドラゴンクエストIIていうゲームがありますが、あれはあれでシュールなのでねらってやっているのであればすごいと思いました。

●QuarkXPress 6.5J が使われない理由

・Biblos の ATC フォントが完璧に使えない

なんだかんだいっても Adobe ソフトはなぜか使えてしまえるんですよねーでもやめた方がいいと思うよ!ていうか Biblos フォントからの移行のサポートって誰もしないのな。業界そんなに人数いないから誰かやると思っていてもやんないよ。

●MORISAWA PASSPORT が使われない理由

・営業がアポなしで来る

ワラタ

●印刷業界でソーシャルブックマークが使われない理由

・DTP WORLD が特集しない

永遠に紹介しないんだろうなー

●業界の人が blog やらない理由

・儲からないから

うちの blog でデルのサーバの売り上げが110マンいった!っていう怪情報を流してみるテスト。

●印刷会社が使われない理由

お盆ちゅう暇つぶしにと、Newスーパーマリオブラザーズ(ニンテンドー DS 用)を買ってみましたけれども。

……操作難しーなんだかファミコンのスパマリ3のときから操作が複雑な方向性があったけれどもこりゃ大変ですわ。

ある人が「格ゲーみたいだ」っていってたけど何となく分かる。

ちなみに僕はBダッシュのボタンがデフォルトだとYボタンだっていうの気づかずプレイしておかしいなと思っていましたとさ。

実家に戻ったときに、いつもお世話になる某氏から教えてもらったネタで、「アニメ涼宮ハルヒの憂鬱の朝比奈みくる」と「○き○き○クoちoお!の主人公ミユキきゅん」は同じ声がするっていう話。

朝比奈なんとかはおいておくとして、ミユキきゅんはものすごいうまいと思った。

サンガリアの社名の由来は「国破れて山河あり」 - GIGAZINE [gigazine.net]

MSX・FANのバボのネタだと思っていた。なにげに深いな>バボ

DTP WORLD 2006.9月号の「まいど!プラグインです!」ていうコーナーが今回で最終回なんですけれども、

本日のおすすめ
【アウトライン化された
パスを文字に戻す
魔法のプラグイン】

つうのが載っていました。

 アウトライン化されたパスを選択して、文字メニューから「CTE逆アウトライン」を実行すると、なんと文字が復活!

ナニコレすごくね? 仕組み的にどうやっているんだか気になるー。僕はトリムマーク自動検出して/TrimBox に設定するプログラム作ろうとして挫折した経験があるよ(その経緯はこのブログ内のどっかに残っている)。

ただし、戻せるのはモリサワのCIDフォント基本5書体だけという制限があるということと、CIDなのでMac版のみの提供であることをご勘弁いただきたい。

ていうオチが付いている。

これで、ますます Illustrator 8 と Mac OS 9 が捨てられなくなったね!

ちなみに、これを含む連載で取り上げたプラグインは、DTP WORLD の Web(http://www.wgn.co.jp/dtpw/)で 2006年10月末まで公開なんだそうです。必要な方は確認してみてくださいね。

お盆休暇。今まで涼しい時間帯に出社して涼しい時間帯に帰宅するようなサイクルだったので夏を感じられる機会が全くなかったのですが、いつの間にか夏になっていたっていう感じです。

夏物の服出さなきゃー

今までベータ版が配布されていたターミナルエミュレータ Poderosa 4.0.0正式版が出ています。

download/binary - Terminal Emulator Poderosa

これ何するかっていうのが DTP 方面から見るとよく分からないかもしれませんけれども、Mac OS X でいうところのターミナルの高機能版で、今自分が使っているパソコンから、よそのパソコンにつないで、ターミナルからコマンド操作できるっていうやつです。

なんだかんだいって、僕が Web アプリ作るときには結構これのお世話になっています(インターネット側に出ているMac Mini の Linux サーバに、ファイヤウォール内の Windows ノートパソコンから Poderosa を使って制御したりいろいろしています)。

というわけで、普段 Windows 機を使っていて、サーバも ssh でつなぐことがちょくちょくあるよ、ていう方は使ってみたらどうでしょうか。

某イベントで小学館のマンガ雑誌編集に InDesign が使われているって言ってたていうエントリがあがっていた(参考:http://shamrock.nobody.jp/#20060804)ことをヒントに、同人誌の制作にも InDesign を利用するように勧めるのはどうかという提案。

というのはですね、僕が脇で同人誌の入稿を覗いていたりすると、うちの会社の特性で本文までカラーのものがほとんど全てなわけですけれども、吹き出しの中の文字、これを同人誌業界的には写植というわけですけれども、これが 4C 分解されてしまっていることが多く、実に惜しい。

何でこんなことになるかというと、フルカラー同人誌を作るに当たって、Photoshop の RGB モードで塗り塗りして、Photoshop にて写植などを RGB0 で入れた後、おもむろに CMYK モードに変換すると、RGB0 の部分が 4C に分解されるからです。

というわけで、InDesign を使って写植を入れるようにすると、あんまり意識せずとも文字は K100 として処理されるという寸法です。

正直しんどいと思いますけれども、実際に大手でもやっとるよーていうことでチャレンジのモチベーションとしてはあるのではないかなーと。でも正直言うとエロ漫画誌の方が InDesign 導入が早かったんじゃねえかって気がしています。

ジーンダイバー買いましたか?

僕は Amazon でジーンダイバー買ったのですが間違って自分のサイトに設置したアソシエイトリンクから買ったのでアフィリエイト報酬が帳消しになりました。ガッデム!

そんで、ジーンダイバー見た人にお勧めな FLASH インタラクティブコンテンツがありましたよ。

http://www.johnkyrk.com/evolution.swf

年表上のスライダーを動かすと画面上がどんどん地球上の生き物にあふれていきます。ジーンダイバーとは逆側からのアプローチですがおもろいですよ。

ヨドバシカメラにいったら、メネガレットが売っていたので即買い。

  • : MNG11 メネガレット

    MNG11 メネガレット

  • 僕が買ったのは、下記の MOONS ていうブランドのパッケージでした。

    【楽天市場】ノートPCユーザー必携。ACアダプタに接続。メネガレットでデスクがスッキリ。:ムーンズスタイル [www.rakuten.co.jp]

    要は、コンセントから AC アダプタに接続する線の間に付ける、増設コンセントタップです。

    ノートパソコンのACアダプタって、100Vの線が刺さって、逆側からDCのパソコン接続の線が出ているじゃないですか。その100V の線と、AC アダプタの間に挟めるようにして装着すると、100V のコンセントが2つ増設できます。

    帰省で実家に戻ったりすると、もうよその人だからとりあえずの部屋が与えられるんですけれども、だいたい部屋の隅のコンセントって2つしかないじゃないですか。ノートパソコンとケータイの充電器でもういっぱいいっぱい。でも、僕は Nintendo DS と iPod も持っていくので充電できません。そんなときにこれがあれば、コンセントが2つ増えるので大丈夫なんです!

    というわけで、帰省コースにヨドバシカメラがある人は、寄ってみて探してみるとどうでしょうか。

    しかも、Perl の依存モジュールまで自動に入れてくれるので楽ちんでした。

    # yum install swatch
     
    Dependencies Resolved
     
    =============================================================================
     Package                 Arch       Version          Repository        Size 
    =============================================================================
    Installing:
     swatch                  noarch     3.1.1-4.fc4      extras             45 k
    Installing for dependencies:
     perl-Bit-Vector         ppc        6.4-2            base              180 k
     perl-Carp-Clan          noarch     5.3-1            base               21 k
     perl-Date-Calc          ppc        5.4-1            base              273 k
     perl-File-Tail          noarch     0.99.3-2.fc4     extras             21 k
     perl-Mail-Sendmail      noarch     0.79-7           extras             27 k
     perl-TimeDate           noarch     1:1.16-3         base               32 k
     
    Transaction Summary
    =============================================================================
    Install      7 Package(s)         
    Update       0 Package(s)         
    Remove       0 Package(s)         
    Total download size: 599 k
    Is this ok [y/N]: 

    livedoor ニュース - 目蒲線はなくなっていた=東京品川区(上) [news.livedoor.com]

    ~~~

    ナムコベストヒットパレード(Victor)で「目蒲線の女」っていう歌があってその中に「あのときめぐろでわかれて~」ていう歌詞があるので、めぐろって読むんだと思っていた。

    ていうわけで、PJ の人に「東京って難読地名など多いからルビ振って」って送っておきました。

    ※PJ といってもポケコンジャーナル(工学社)ではない。

    FujiSankei Business i. 総合/松下のUDフォント、社外へ公開 電気製品に見やすい書体(2006/8/1) [www.business-i.jp]

     松下電器産業グループの製品デザインを担当するパナソニックデザイン社(東京都港区)は31日、ユニバーサルデザイン(UD)を追求する過程で考案した独自のフォント(書体)「PUD(パナソニック・ユニバーサル・デザイン)フォント」を、社外に公開する方針を明らかにした。

    さて、

    DTP Transit: イワタUDフォント [www.dtp-transit.jp]

    イワタUDフォント
    イワタからUDフォントがリリースされた。2006年7月のリリースでは「表示用」OpenTypeフォントのみ。順次、「本文用」やCIDフォントがリリースされる。
    (略)
    パナソニックユニバーサルデザインフォントとして採用されていること。つまり、パナニック製品の操作用表示パネルフォントとして使用されている。

    (株)イワタ会社 最新情報#3 [www.iwatafont.co.jp]

    ニュース
    2006/06/27 新書体、目にやさしい文字「イワタUDフォント」を発表いたしました。
    株式会社イワタは、松下電器産業株式会社様との共同開発により、ユニバーサルデザイン視点に基づいた書体、目にやさしい文字「イワタUDフォント」をこの程完成、7月10日から発売の運びとなり、プレスリリースを行いました。

    結果:

    松下のUDフォント、社外へ公開 電気製品に見やすい書体 猫の遠吠え(2nd)/ウェブリブログ [33721980.at.webry.info]

    まだパナソニックデザイン社のHP(http://panasonic.co.jp/corp/topics.html)には反映されていないが、自らが開発したフォントを社外に公開するというのは珍しいことと思う。

    松下がすごいいい人に見える!

    ~~~

    イワタってPUDフォントにはかかわっているのかいないのかよく分からんけれども、「松下が自ら開発した」と言い切れるものなのかどうか気になるところです。もし共同開発したフォントであれば、イワタカワイソス

    (今日は与太エントリです)

    PDF/X とか言う奴の /TrimBox 値が正確にセットされている確率なんて実際やってみると限りなく低いわけで、実際には /MediaBox 基準で合わせるっつーことになります。おそらく、今 PDF 入稿やっている所はみなこの問題に頭を悩ませているはず。

    さて、PDF を /MediaBox 基準で合わせるとなると困るのは、版面がセンターに配置されていないっていうことなわけで、これがものすごく手間。何しろ目視。コンピュータ使っているのにこれはないよねー

    まあ目視かどうかはどうでもいいとして、センターに来るように補正値をいれて平行移動することにしよう。この平行移動の補正値は、正しく刷版に焼き付ける為に必要な数値なんだけれども、記録する手段がないですよね。数年後同じ仕事で修正入ったときに、果たして同じ補正値が入れられるかっていうことです。

    つうわけで、こういう数値はメタデータだから、入稿された PDF に対して XMP で記録すればいいんだと思ったけど(XMP だったらオレオレボキャブラリー作ることが出来るからね)、どうなんだろう。どちらかというと JDF なのかな? JDF って配置オフセットとかの語彙があるのかなー

    アドビが新作ソフトでデータ容量をどんどん食う方向に進化しやがるので、それに対応したアップローダを延々と作っているのです。Perl で。

    Win IE6 で CGI.pm のアップローダにでかいファイルを送ると、2GB 超のファイルだと $ENV{'CONTENT_LENGTH'} でマイナスの数値が入ってしまって誤作動しちゃう。何で32bit符号付きなんだろう?>IE

    Opera 9 だと、4GB までおっけいでした。さすがに $ENV{'CONTENT_LENGTH'} には正の数が入っていました。

    IE7 だとどうなんでしょう?

    Microsoft Office 2003 では、バンドルフォントとして、リコーの HG シリーズのフォントが付いてきており、Windows に標準搭載の MS シリーズを含めてファミリーを成していたりします。

    ウェイト ゴシック 明朝
    Extra Bold
    (すごく太い)
    HGゴシックE HG明朝E
    Bold
    (太い)
    MS ゴシック HG明朝B
    Medium
    (中くらい)
    HGゴシックM  
    Regular
    (ふつー)
       
    Light
    (細い)
      MS 明朝

    というわけで、和文フォントは(今度の Windows Vista に搭載されるメイリオフォントは知らんけれども)、ボールドスタイルによる指定はしないで、フォントファミリー内のウェイトが大きいフォントを選択し直すのが基本です。

    でも、「Bold(ボールド)」ボタンがアプリに用意されていると使っちゃうよね。特に、Excelをワープロ代わりに使うような、文書の再利用とか構造化とか興味ない人たちは、ものすごく気軽に、「MS ゴシック」に「Bold」を指定してしまいます。それ、ウェイトがもともと「Bold」だから印字で文字がつぶれちゃうよ!

    Boldtubure
    ▲上:ボールドなし、下:ボールド指定。こんなにつぶれて印刷される処理系もある

    どうしてMS ゴシックに「Bold」かけるの? て聞いてみたら、「画面だと細くて見にくいから見やすくするため」とか言われます。MS ゴシックのビットマップフォントが、「Bold」にふさわしくない細さで表現されているが為の悲劇。

    Boldtubure2_1
    ▲上:印字、下:画面表示。画面表示上はそんなに太くないように見えてしまう

    ~~~

    何が言いたいか、ていうと、太字にしたいのなら、ボールド指定しないで、太いフォントを選んでほしい、ていうことなんです。ていうか入力時に見やすくするためにボールド指定するっていう思考パターンって、大事な何かをわすれてしまっているような気がする……

    このブログの右上にでている PageView、アクセス解析画面に https でログインしてアクセス数を取得するいかがわしいロボットを作って取得してたんですよね。作り直しだー

    InDesignに限ってバージョンがはかどるなー

    adobe.com/jp - Downloadable Files [dtpwiki.jp]にて。

    [06/08/01] Adobe InDesign CS2 4.0.4 アップデート(29.7MB) [www.adobe.com]
    [06/08/01] Adobe InDesign CS2 4.0.4 アップデート(41.7MB) [www.adobe.com}

    DTPWiki [dtpwiki.jp] に、力作と呼ぶにふさわしい文書が Up されていましたので紹介します。

    PDF運用におけるオーバープリントについて - DTPWiki

    この文書のプロトタイプは2ヶ月前に見せていただいていたのですが当方多忙のためにコメントを返すことが出来ませんでした(スミマセン)。それにしてもこの文書はすごいです。おそらく PS を直接書き換えて挙動を観測したのだと思われますけれども、PDF 運用するには、オーバープリントの設定を今までのように適当にしていると痛い目に遭うよ! ていうことが分かります。

    PDF 出力担当者は一度確認されることをおすすめします。

    ちょっと引用

    色分解(In-RIP)を用いたPDF作成、運用について

     積極的なRIPベンダーは、InDesignから印刷に適したPDFを作成する手順として、PDF変換前のPostScriptの作成時にアプリケーションのプリントダイアログから「色分解(In-RIP)」を選択するよう案内しているようです。

     通常、DTPアプリケーションからPostScriptプリンタに送信されるのは「コンポジットPostScript」です。InDesignのプリントダイアログから「色分解(In-RIP)」を選択した場合、コンポジットPostScriptの前にIn-RIP色分解に必要な情報(トラップ、線数、アミ角度)が加わります。と同時にいくつかのフィルタがダウンロードされます。

    ここなんですけれども、結構重要で、制作側のプリンタでプリントアウトするときに、「コンポジットPostScript」を使っていて、更に、オーバープリントの確認のために、プリントダイアログにて「オーバープリント」オプションにチェックを付けていると、

    この前公開された、[229379]配置した EPS ファイルの線幅がプリント後に太くなる(InDesign CS/CS2) [support.adobe.co.jp]

    になってしまうわけです。しかし、出力側では、「色分解(In-RIP)」を使って書き出す(または、PDF書き出しか)ので、カンプと違うよーてなことで印刷事故になる可能性があります。

    そう言う意味で、制作側でプリントアウトするときは、出力側にあわせて「色分解(In-RIP)」を選ぶ(出力側が PDF 運用であれば制作側でも「PDF」書き出ししてプリントアウト)のが正解なのかなーとか、思うんですけれども、どうなんでしょう。


    (2006-08-01 1.19追記)

     また、オーバープリントプレビューできるアプリケーションが普及したとしても、限られた一部の業務用PostScriptプリンタ以外では、そもそもオーバープリントの指定そのものが無視されてしまいます。PDFの場合オーバープリントオブジェクトは、SeparationやDeviceN記述になって出力されるので通常のPostScriptプリンタではカラーマネジメントが働かない問題もあります。作業行程の一部にプリンタ出力見本が必要な場合、PDF内のオーバープリント指定よりもプリンタ出力が正しいということになってしまうかもしれません。

    別の問題もあるのね! そうなると制作側も Trueflow みたいなオーバープリントが処理できる RIP をいれろってことになるのか。実際、PDF にオーバープリントが設定されているデータをそのままカラープリンタの RIP に投入するとオーバープリントが無視されるが、Trueflow で処理した後の PDF(OutlinePDF)をおなじ RIP に投入すると、オーバープリントが処理されてプリントアウトされる、ていうのは前ありました。

    関係ありそうなエントリ:
    M.C.P.C.: Acrobat 7、オーバープリントプレビューがうそつきだよ
    M.C.P.C.: 富士ゼロックスDocuColor PrintServerUであぶり出し

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