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2006年8月13日 00:01

不可能なはずのアウトライン化した図形を文字に戻すIllustrator 8用プラグイン

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DTP WORLD 2006.9月号の「まいど!プラグインです!」ていうコーナーが今回で最終回なんですけれども、

本日のおすすめ
【アウトライン化された
パスを文字に戻す
魔法のプラグイン】

つうのが載っていました。

 アウトライン化されたパスを選択して、文字メニューから「CTE逆アウトライン」を実行すると、なんと文字が復活!

ナニコレすごくね? 仕組み的にどうやっているんだか気になるー。僕はトリムマーク自動検出して/TrimBox に設定するプログラム作ろうとして挫折した経験があるよ(その経緯はこのブログ内のどっかに残っている)。

ただし、戻せるのはモリサワのCIDフォント基本5書体だけという制限があるということと、CIDなのでMac版のみの提供であることをご勘弁いただきたい。

ていうオチが付いている。

これで、ますます Illustrator 8 と Mac OS 9 が捨てられなくなったね!

ちなみに、これを含む連載で取り上げたプラグインは、DTP WORLD の Web(http://www.wgn.co.jp/dtpw/)で 2006年10月末まで公開なんだそうです。必要な方は確認してみてくださいね。

投稿 大野 義貴 [Illustrator] | |

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コメント(2)

アウトラインから文字コードへ戻すやり方としては、
 ・OCRと同じ方法
 ・アウトラインを逐次取得し、文字ごとにチェックしていく
といったことが考えられます。

前者は汎用ですが、誤読率がどの程度か。
後者は確実だけど、フォントに依存する。

今回の話からすると、後者なのですが、問題なのは時間がどれだけかかるか..という点ですね。
この方法を使えば、時間を気にしないなら、どんなフォントでも対応可能なはずです。手でフォントを限定させるインターフェースにすれば、もっと多くのフォントでも、現実的な時間で利用できると思うのですが。

それとも、アウトラインDBを作って、そことの比較なのか? それなら、ある程度高速にできるが、フォントが限定される。
DB方式なら、その気になれば作れるかなぁ。

こんにちは。

その連載を執筆&プラグイン開発をした船橋です。

次号が通巻100号リニューアルということで
これを機会にプラグインの連載も終了することになりました。
ご愛読ありがとうございました。

さて、方式についてですが、
ron.さんの仰るようにDB方式です。

アイディア自体は8年前からあったのですが、
連載が最終回なので、それを記念に作ってみました。

まず、SJIS全文字をアウトライン化しつつ、特徴を抽出して
文字コードとフォント、特徴データをハッシュ化したものを
ファイルに書き出していくというプラグインを作って、
それをぶん回してDBを作成しました。
MacBook Pro+SheepShaver+AI8で1書体10分掛かりました。

フォントのType1CharStringを直接読んだ方が早かったのですが、
使用許諾契約とかあるので、抵触しないよう回り道をしています。
それもあってDBにはアウトラインのポイント位置は
持たせていません。1文字当たり32バイトしかデータを持ってません。
その割には、結構いけてる方だと思います。

次に、本番プラグインでは、
選択された複合パスから同じ方法で特徴を抽出して、
ハッシュで引くということを行っています。

この特徴データの性質上、複雑な字形ほど認識率がよく、
シンプルなものほど復元精度が落ちてしまいます。

まあ、2日で作ったものなので、この程度でご勘弁を。
通常、難読文字ほどこういうツールが欲しいわけですし。

変形が掛かったものからでも、100%復元する方法はアイディアとして
あるのですが、今回は時間がなく、一番簡単な方法を採用しました。
お盆進行でなければ、100%法にしたところですが。残念。

テキストフレーム(行揃え、行間、カーニング、段落設定)なども復元できる
アイディアがあるのですが、フリーウェアではとてもムリなので、
それは、ちゃんとしたお仕事として依頼がきたら作ろうと思います。

逆アウトライン全自動処理サーバとかの需要はないものでしょうか。
依頼があれば、対応フォントを膨大にして
100%復元テスト+元データ/復元データ自動検版機能付で作りますが。
勿論、5.5~CS2だけでなく、アウトラインPDFにも対応で。

金額はそれなりですが(笑)。

以上、ご参考まで。

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