同人誌の写植にInDesignを使用するという提案
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某イベントで小学館のマンガ雑誌編集に InDesign が使われているって言ってたていうエントリがあがっていた(参考:http://shamrock.nobody.jp/#20060804)ことをヒントに、同人誌の制作にも InDesign を利用するように勧めるのはどうかという提案。
というのはですね、僕が脇で同人誌の入稿を覗いていたりすると、うちの会社の特性で本文までカラーのものがほとんど全てなわけですけれども、吹き出しの中の文字、これを同人誌業界的には写植というわけですけれども、これが 4C 分解されてしまっていることが多く、実に惜しい。
何でこんなことになるかというと、フルカラー同人誌を作るに当たって、Photoshop の RGB モードで塗り塗りして、Photoshop にて写植などを RGB0 で入れた後、おもむろに CMYK モードに変換すると、RGB0 の部分が 4C に分解されるからです。
というわけで、InDesign を使って写植を入れるようにすると、あんまり意識せずとも文字は K100 として処理されるという寸法です。
正直しんどいと思いますけれども、実際に大手でもやっとるよーていうことでチャレンジのモチベーションとしてはあるのではないかなーと。でも正直言うとエロ漫画誌の方が InDesign 導入が早かったんじゃねえかって気がしています。
投稿 大野 義貴 [] | 固定リンク |
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InDesignで作成されている漫画をウチでは見かけますが、手でスタイル宛ててるとするとめんどくさいなぁ。というのが印象でした。
写植をタブテキストで打って、スタイル情報もタブテキストに入れて、ページ数情報もあれば、バシバシとテキストボックス作って流し込みを行うスクリプトを作りなさいとInDesign出たてのころに言われた気がします。
画像も自動で貼り込めば、あとは写植を吹き出しにあわせるだけで楽かなって思います。
要望があまり無いんで作ってないですけど。
あれですね、昔と違ってPhotoshopで文字をちゃかちゃか入力できる時代だとレイアウトソフトを使うことすら考えないよーな。
同人屋の人から仕事でパンフレット作る相談を受けたとき、文字ごとラスタライズして入稿するもんだと思ってたらしくて激しくビビった覚えがあります。