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2005年9月 1日 00:01

富士ゼロックスDocuColor PrintServerUであぶり出し

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↓のリンクの PDF を、DocuColor の RIP、PrintServer U に直接入力してやってください(Acrobat で開いたりせず、DropPrint などを使って直接入力すること)。

ダウンロード printserver-aburidashi.pdf (9.7K)

Japan Color 2001 などのカラーマッチング設定を入れていると、「ムフフ」な潜像が浮かび上がってくるやもしれません。

さあ、Let's Try !

(出ないように対策された Ver.があるのであれば、コメント欄とかでこっそり教えてください。)
(もしかして、PrintServer UL(CPSI 3016)PrintServer UP/LP(CPSI 3017.101)だと直っている?)


(2005-09-01 12.20訂正)

<del>PrintServer UL(CPSI 3016)</del><ins>PrintServer UP/LP(CPSI 3017.101)</ins>
http://www.fujixerox.co.jp/product/docucolor_5065p/

投稿 大野 義貴 [DTP] | |

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コメント(11)

おー!オーバープリント!!

とりあえず強引にPDFのIllustrator Overprint modeをoffにしてあげれば…(略)。# 解決策ではない。

それにしてもAdobe製品で一般的に使われるK以外もノセ可能モードってどのくらい需要があるんだろう。
えらくめんどうなことを押し付けられている気がする今日この頃。

#ところでなにより出力結果を女子に見られたことのほうが私には問題なんですが。。

つかですね、QuarkXPress から PDF つくったりすると、あちこちオーバープリントになったりノックアウトになったりするので、DocuColor でカラー調整でプリントアウトすると、スペック表なのに網の濃さがまだらになるのです。QuarkXPress の画像ボックスの塗りって、前後関係にあるオブジェクトの色付けあんばいによってノセケヌキが決まる世界なので。つわけで、QuarkXPress 側の逃げとしては、バックに画像ボックスを敷いて.1%色付けておく、ですね。

MM岩手さん:

#ところでなにより出力結果を女子に見られたことのほうが私には問題なんですが。。

「『ムフフ』な潜像が浮かび上がってくるやもしれません。」ってあらかじめ注意しておいたのに……

試せない人のために、どんな画像が浮かび上がってくるのかを教えてくれないと(笑)

試せない人のために、どんな画像が浮かび上がってくるのかを教えてくれないと(笑)

だーかーら、仕事中に女子(女子って?)に見られると問題になんですって!

……どうしても見たいんであれば、周りに女子(だから女子って?)がいないことを確認して、Acrobat 7 Pro あたりで開いて目玉ツールのオーバープリント警告で見てください。

やばいです。

うちの出力担当が期待しつつDOCUCOLORから出しましたが……(笑)。

> やばいです。

たしかに、やばかったです(笑)

このエントリがある種のホイホイエントリになっている気がしますが、だれも PrintServer U での解決法とか書いてくれないのはなぜなんでしょうか。ムフフ PDF なんか作らないで、素直に困っていると書けばよかったのでしょうか。

メカニズムです。
~~~
QuarkがCMYKで出力しても、オーバープリントだとDistillerが、そのCMYKをSeparation色空間に変換してしまう。Separation色空間は単色なのでCMYK値がそろっておらず色補正を通らないPostScriptの仕様。
「カラーマッチング設定を入れていると」というのもヒント。色補正を通るところと通らないところで色に差が出た、ということ。
~~~

> (出ないように対策された Ver.があるのであれば、コメント欄
> とかでこっそり教えてください。)
> (もしかして、PrintServer UL(CPSI 3016)PrintServer UP/LP(
> CPSI 3017.101)だと直っている?)

Ver.6.0からついている「ラスター色補正モード」というのがその答えで、こういったPDFのオーバープリントの問題のために作ったものということです。Ver.5.1まででもオーバープリント再現モードで同様に回避できるとのことです。

ああるさん:

Ver.6.0からついている「ラスター色補正モード」というのがその答えで、こういったPDFのオーバープリントの問題のために作ったものということです。Ver.5.1まででもオーバープリント再現モードで同様に回避できるとのことです。

そういうことだったのですね。PDF を入力すると、オーバープリント再現モードを適用しなくても、オーバープリントが再現されるものだから、それを使用しないで作業していました。

早速、設定を見直して作業手順書を改訂したいと思います。メカニズムの部分はとても興味深い情報だと思いました

Adobeの最近のアプリケーションはこういうところが難しいですよね。最初はわからないです。Illustrator 9以降とかも。
こういう、深いところで、Adobeがよかれとおもってやったことは、表面からはさっぱりわからないです。
 イラスト=PostScript直結
 色指定 =PostScriptのCMYK直結
といったわかりやすい世界が懐かしいですが、IllustratorはPostScript用の枠を抜け出てPhotoshopのような表現の世界のツールになったと思えばAdobeの進歩もまあしかたないか…と納得しています。
(毎年、フルセットのAdobeアプリケーションを出すのは予算獲得で苦労するので、昔みたいにPhotoshopとIllustratorをかわりばんこに出すくらいにしてくれないかなあ…と思うけど)

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