モニタキャリブレーション
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昔の人は言った。
「モニタなんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのです。」
実際の歴史では、劇中の登場人物に「足はいらない」と言わせていたモビルスーツ・ジオングが、プラモデルとしてパーフェクトジオングが発売されたことで、やっぱり「足は必要だね」となったことと同様、今やモニタなしで印刷物を作れだなんて無茶です。えっ、版下? うーん。
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会社で使っているマシンのモニタがリプレイスされて、SONY の G500 になった。でも、色が非常に変なので、うちからキャリブレータをもってきて色を直すことにした。
僕の持っているキャリブレータは、PANTONE になる前の ColorVision PhotoCAL です。この製品、他で使用している例を見たことないですが。
この製品、モニタのコンデションを整えるよう、モニタ設定を支援したあと、モニタのキャラクタライゼーション、プロファイル作成と進みますが、モニタ設定の部分で、モニタの設定によってはかなり大変な作業になります。少なくとも、RGB のゲインコントロールができないモニタだと大変。今回の SONY GDM-G500 だったらそれができるのだけれども、我が家の MITSUBISI RD19NF あたりだと、色温度でしか RGB のコントロールができないので細かい設定ができない。また、モニタの RGB255 を表示されたときの輝度が、85~95cd/m^2 でないとダメ(これは附属のセンサで計ります)。へたったモニタだとそんなに明るく表示できない可能性あり。注意。
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モニタキャリブレータを購入しても、キャリブレータのセンサの校正(キャリブレータが正しい値を示しているか確認する作業)ができないものだとのちのちまずいので注意が必要。いまではモニタキャリブレータといえば、グレタグマクベスの i1 あたりが有名ですが、そこら辺はどうなっているんでしょう。
それ以前に、このあてがわれたモニタ、左と右で色が違うんですが。やっぱりちゃんとしたモニタと、多点でのキャリブレーションでないと気になる人は気になるんだと思います。高いモニタはそれなりに意味があるということだと思います。
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