XSL-FO あれこれ
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ふと アンテナハウス XSL Fomatter のバージョンアップ内容を見てたら、「長体・平体も大丈夫です」と書いていました。PAGE2004 でいろいろ印刷屋さんからの要求が厳しいと言っていたので、そこらへんの対応ということになりそうです。早速実装を確かめようと思ったのだけれども、正規業務の方が大変なので、できなさそうです。
ただ、ひとつ言えることは、このソフトは独自に PDF を出力できますが、モリサワ OpenType は埋め込めなかったよ!
http://www.antenna.co.jp/XSL-FO/V3/pdf.htm
フォント埋め込み PDFにフォントのアウトラインデータを埋め込むことで、フォントが存在しない環境でも表示可能なPDFファイルを作成することができます。本機能では、TrueTypeフォント、Adobe Type 1 フォントで、この機能を使用することができます(.TTFの拡張子を持つ OpenTypeフォントを含みます)。
ある意味既出でした……
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おとといあたり、BayServerがバージョンアップしていました。あゝ、試す時間が……
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blog サービスの JUGEM が、4月あたりに、エントリ(記事)の XSL-FO 出力を実験的に実装していた模様。
http://staff.jugem.cc/?eid=50&JUGEMER=52b16d4e43e29d59581ab822b33d3938
そんで、吐き出された FO を見てみたのですけれども、最初よくやりがちな、1エントリあたり1ページということをしてらっしゃる。1エントリあたり fo:page-sequence するのではなくて、改ページは 基本的には 文字量による自然の流れに任せて、(章が変わるなどのイベントがあって)明示的に改ページしたいときは、ページの先頭に表示したい fo:block で break-before="page" などの属性指定で、改ページ指定するべきなんですよね。んじゃなきゃ、FO の F(Flow) の意味があまり無い。と思いました。
根本的な構造として、カテゴリ別にエントリを整列するなどして、カテゴリを章と見立てて、カテゴリの終わりで改ページするようにすればいいでしょう。よっぽど書籍らしくなります(けどエントリって複数カテゴリにまたがったりするんですよね)。カテゴリの見出しを表示するfo:block で break-before="page"を指定すればいいのですね。
……とここまで書いておいて、Apache FOP って今書いた改ページ実装しているか不安になってきました。FOPがそこまでヤバくはないと信じたい。
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