ファイル情報をXMLで持っておくというアイディア
スポンサードリンク
プロプライエタリなデジタルアセットマネジメントシステムを見学してきました。
~~~
その前に、デジタルアセットマネジメント(DAM)ってなにか、ていうことですけれども、昔っからある Cumulus ていう画像一覧管理システムがありますが、あれも今やデジタルアセットマネジメントを標榜しています。
実際の利用形態からすれば、コンピュータに保存されるデータ(実際にはファイル)にいろんな付加情報を与えて、後から利用するときに検索しやすくするシステムです。後から利用するシチュエーションを、DTP の画像管理にしてもいいし、ISO の文書管理にしてもいいのです(いまどきのデジタルアセットマネジメントは、Word 書類の中まで検索対象にします)。
~~~
僕が見学したものの仕組みとしては、あるフォルダにコンテンツ(画像でも書類でも)を登録する→自動的にある程度の情報が抜き出され XML 文書 ができ、子フォルダに格納、自動的にプレビューが生成され、子フォルダに格納。→各フォルダの XML を元に、データベースに登録。という流れになります。基本的にはこれだけです。これらの画像情報やデータベースに格納されたものを利用して Web アプリケーションを開発するのは、がんばって jsp 書くのだそうです。
がんばって jsp 書ける人ならこのバックエンドのシステムすら構築できそうなんですが。
~~~
ファイルのプロパティを XML で持っておくというのは、応用できそうなので僕も使おうと思いました。小規模なものなら、横浜ベイキットでも出来そうです。
僕が今横浜ベイキットでできているのは、デジタルアセットマネジメントシステムの構成要素でいうところの、ファイルマネージャ部分です。ここだけでもけっこう面白いものができます。横浜ベイキットの BayServer に含まれている Apache FOP と組み合わせて、XML ファイルをアップロードしたら、その XML に基づいて Web、PDF ができるシステムなど(ていうかそこまでが今の限界なんです)。この XML ファイルを作る部分で、Microsoft Office InfoPath を購入したんですけれども、最近全然いじれません。別のことに気を取られすぎなんですね。なんとかしなくてはと思っています。
スポンサードリンク
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://blog.dtpwiki.jp/MTOS/mt-tb.cgi/260
コメントする