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―むり・くり―プラスコミュニケーション(更新終了)


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2004年9月13日 00:00

u+2026: horizontal ellipsis

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[・・・]とか[X'mas]とか [that4.2ch.net]

1 名前:氏名トルツメ 投稿日:04/09/12 10:39:57
これは......
これは...
これは...
これは・・・
これは、、、
これは。。。
「WEBなんだからどれ使ってもいいじゃん」とか
おまけに「X'mas」とかにちょっと抵抗を感じるのは
気のせい? 仕事のしすぎ?

情報処理としては、「・・・」じゃなくて「...」のほうが理想的なんだろうけど。タイポグラフィとしての見方があるからなあ。と思いました。

5 名前:1 投稿日:04/09/12 11:11:47
あ、>4は興味深い見解なので私がコピペしましたです。
それと、Unicode正規形のKDとKCでは、
 「...」が半角ピリオド3つ
 「」が半角ピリオド2つ
と、情けないほどおバカなことになってしまいます。
...」も「」も JIS X 0208 の文字なんだからそのままでいいじゃん!

http://www.Unicode.org/Public/UNIDATA/NormalizationTest.txtから引用

2026;2026;2026;002E 002E 002E;002E 002E 002E; # (...; ...; ...; ...; ...; ) HORIZONTAL ELLIPSIS

本当だ......
そのくせして、「・」u+30FB: KATAKANA MIDDLE DOT は、そのままなんですね。

内部で正規形に変換して検索を実行するシステムでは、これじゃあ、「...」と「・・・」は別の文字と看做されるのかあ。

~~~

そういえば、DTP WORLD の10月号のマスターのページとか、後ろの方のページとかで、文字化けなどの記述があるのですけれども、ユニコードベースで作業するときに、アプリによってコードの扱いがまちまちなことがあって、よっぽど SHIFT-JIS(JIS X 0208)のアプリで作業した方がいい場合が多いような気がしました。

(2004.10.8 10.00訂正)
タイトル
×horizonal ellipsis
○horizontal ellipsis

Windows の文字コード表、コピーできるようになっていないんです。思い込みで間違えました。
ちなみに、「×」は、バッテンじゃなくて、乗算記号であるのは、ここではナイショだ。

0x817E U+00D7 # MULTIPLICATION SIGN

更に、三点リーダー部をすべて、<span style="font-family: sans-selif">と</span>で囲ってみました。明示的に日本語の三点リーダーを指定する方法ってこれでいいかどうかは分かりません。lang="ja" 効かなかったので。Mozilla のほうはこれで真ん中の三点リーダーになりました。

(2004.10.8 10.40訂正)
<span style="font-family: Osaka, sans-selif"> にしたら、safari でも真ん中の三点リーダーになりました。ユーザエージェントの方でなんとかしてほしいなあ。

(2004.10.25 1.25追記)
この記事に似た議論が、EDICOLOR ML [edicolor.jp] の 19633 番以降で議論されていました。

投稿 大野 義貴 [DTP] | |

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コメント(3)

三点リーダについて、以前少し書いたことがあります。
http://khdd.net/kanou/kangae/2004/May.html#21.3

欧文由来の和文(をはじめとする非欧文)の約物を、多言語混在環境で
どう位置づけるかという問題は、あまり手がつけられていない混乱の
さなかにあると思います。

文章を改めて読まさせてもらうと、

http://khdd.net/kanou/kangae/2004/May.html#21.3から引用

いや、本音を言えば、IDEOGRAPHIC THREE-DOT LEADER というような文字が追加されるのを見てみたい。

の通りだと思います。情報処理としては正論。

僕が居るのは、印刷業の中でも、制作の現場なんですけれども、そこでの作業者における混乱は、作業者が理解し実務で活用するための平易に記述された資料(UNICODE/JIS X 0208に関する基本的な事柄)が不足していることにもあります。実務としては、扱えるグリフ数が飛躍的に増えたことは歓迎すべきですが、それが文字コードの存在を意識することなしに可能になること望まれるべき到達点です(現状ではそれ程文字コードには頓着がないということです)。

フォント周りの事項は、ヘビーに使うはずの、印刷業界よりも、狩野さんのように、オープンソースにてフォントの実装に携わっている方の洞察の方が鋭くて、少し悔しいという思いはあります。(その思いで書いた記事

欧文由来の和文(をはじめとする非欧文)の約物を、多言語混在環境で どう位置づけるかという問題は、あまり手がつけられていない混乱の さなかにあると思います。

いま現場で熱いのは、アプリケーションのバージョンにより、ダブルクォーテーションの解釈を和文と考えたり、欧文と考えたりして、結果組版が環境依存になってしまう(印刷業界ではこれを一番嫌います)というものです。和文・欧文をアプリケーションが我が儘に指定するという仕組みに、利用者の理解が付いていけずに混迷のさなかです。文字コード自体では言語識別が難しい、UNICODEアプリケーションならではの問題だと思います。

# コメントいただいた中の URL にリンクつけておきました。

CLさん、いろいろ教えていただきありがとうございました。
「ダブルミニュート」も「グリフ」もはじめて聞いた言葉です。
興味を持ちましたので自分でも少し調べてみようと思います。
あと、三点リーダが下に落ちる件ですが、ちょっとまだ理解できないのでこれも調べてみます。

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