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2004年12月 1日 16:50

モナーフォントの漢字はなぜ汚いのか?

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狩野さん本人が解説しちゃっているよっ! MS Pゴシックの、フォントサイズにより字送りが変わる件についても詳しく解説されています。

http://khdd.net/kanou/kangae/newest.html
(やがて時が経つと http://khdd.net/kanou/kangae/Dec.html になるとおもふ。)
(やがて時が経つと http://khdd.net/kanou/kangae/2004/Dec.html になるとおもふ。)

モナーフォントの漢字はなぜ汚いのか?

一言で言えば、分合活字だからである。おしまい。

早っ!

和田研フォントは、できるだけ作成者の手作業を減らし、自動処理でできるだけのことをやってみようという方針で作られている。また、自動処理アルゴリズムの優劣を評価するのが目的であるから、作成されたフォントに対する手直しは一切行われていないフォントそのものは副産物にすぎないのだから、それを実用的なものにしていく責任はすべて我々ユーザにある。

極めて理系的な仕様の割りきりと実装について僕は感服&感謝して、東風こち代替フォントはランセンス的に問題ないフォントとして オープンソース による PDF 自動生成(baykit とか)なんかに使う(ディストリビューションママともいう)のですけれども、生成された物を見せる相手にこのフォントができるまでのプロジェクト X を説明する暇なんて与えられなかったりするのでした。

余談ですが、東風こちとか、東雲しののめとか、ネーミングって漢字検定みたいであんまよろしくないような気もします。インテリ臭がして、読めない人が不愉快になるもん。毎朝「日本語であそぼ」でも視れてか。ややこしやー、ややこしやー。

閑話休題。

狩野さんの解説における、分合活字というものに、「燃え」(萌えでもいいや)を感じられるか、感じないか、ていう部分は、個人差があると思います。おそらく僕らのいる印刷業界は、燃えない人が大半だと思います。ちょっと萌えちゃう僕は、レイアウトをしろというと配置ボックスの数字をきっちりすることに熱を上げてしまうので、やっぱそんなもんかなあとも思いました。


(2004.12.4 12.15修正)
<del>(やがて時が経つと http://khdd.net/kanou/kangae/Dec.html になるとおもふ。)</del>
<ins>(やがて時が経つと <a href="http://khdd.net/kanou/kangae/2004/Dec.html">http://khdd.net/kanou/kangae/2004/Dec.html</a> になるとおもふ。)</ins>

投稿 大野 義貴 [フォント] | |

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コメント(1)

固定のアドレスは、http://khdd.net/kanou/kangae/2004/Dec.html です。

2段落目を要約するなら「文句言うなら君が直せ。おわり。」なんですが、先日の uim conference では皆さんさざなみ(←独断でひらがなに変更)フォントを使ってプレゼンするので、居心地が悪くてたまりませんでした。
#じつは游明朝体Rで2ch見てたりします。

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