むりくりPDFの余白を伸ばす
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Illusrator 8.01 からの PDF では、アートボードの大きさが /MediaBox になって、それ以上の領域は見えなくなっていますけれども、見切れているところにオブジェクトは残っています。
▲見切れすぎ
それを、ちゃんと面付けするには、余白を伸ばさなければなりませんが、Acrobat で余白を伸ばすにしても、Acrobat 自体 PDF クラッシャーなので使いたくなかったりするのですが、これってやっぱり PDF をテキストエディタでいじりなさいと言うことなのでしょうか。
PDF をテキストエディタでいじるには、PDF HACKS のなかで紹介されている、pdftk を使います。
pdftk で、圧縮されている PDF を復号して、Perl でテキスト処理したあと、そのままだと PDF が壊れていると文句を言われるので、もう一度 pdftk を通して文句を言われないようにしています。
> pdftk 1.pdf output 2.pdf uncompress > perl -pe "s#^/MediaBox.*#/MediaBox \[-2000 -2000 2000 2000\]#" 2.pdf >3.pdf > pdftk 3.pdf output 4.pdf compress
↑いつもは Linux でやっとるんですが今回は Windows のコマンドプロンプトで。
▲野比すぎ
さて、こうやってできた PDF ですが、面付けソフトによっては /MediaBox の原点がマイナスになっている PDF が正しく面付け出来ないような罠が張ってありそうで仕事で使う気になりません。
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今はやりの PDF ワークフローの RIP だと、こういうのをどう処理するのかしら。
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