M.C.P.C.

―むり・くり―プラスコミュニケーション(更新終了)


| トップページ |

2005年7月30日 02:37

Illustrator CSでバイナリEPSをリンクして保存して開けなくなったファイルは、IllustratorCS2で開けるようになったのだが問題のでかさからするとCS2へのアップグレードは無償にしろという人が出てきてもおかしくないと思う

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

デザの子が作った Illustrator CS のデータ、「この部分を流用してリーフレットにしてください」って言われたので、Illustrator CS で開こうとしたら 10 分たっても開けなくて、「だから Mac OS X は×××」とか言っていたんですけれどもふと気づいたら、Illustrator CS の致命的な不具合である、「バイナリ EPS を配置した Illustrator CS EPS は、二度と Illustrator CS で開けなくなることがある」現象であることに気づきました。

そういえば、いろいろあって、当方、OPI やめて実画像使おうキャンペーンしていますので、商品の実画像 EPS をばりばり貼っていて、保存してみたら、500 MB になって、「他所はこんな重いデータ扱っているのか、アホか。」と思っていたのですが、バイナリエンコーディング EPS をそのまま扱っている僕の方がアホだったわけですね。

でも、Illustrator CS を使用禁止にしさえすればバイナリエンコーディングEPSは使用可能と言うことで。たしか、バイナリを推奨しなくなった理由として、Mac OS X の10.1あたりのプリントシステムではバイナリが通らないからって言っていたような気がしましたが、僕は Illustrator のプリントメニューを使ってプリントしたことはありませんからアドビシステムズの配慮は要らぬお節介です。そういう意味で、アドビの人は現場でのソフトの使われ方をリサーチしているのかしらと不安になることがしばしばあります。

~~~

Illustrator CS でできてしまった、二度と開けないデータ、いまは、Illustrator CS 2 がでているのでこいつを使えば開くことができます。しかし、Illustrator CS 2 は有償です

本来無償で修正版を出さなきゃいけないくらいの致命的な製品の不具合なのに、2万5千円のバージョンアップ版での対応なんてぬるいことになってしまって、僕はあのときどうすれば良かったのか、未だに悩んでいます。だれかアドビ株とか買って何とかして!

投稿 大野 義貴 [Illustrator] | |

トラックバック(2)

トラックバックURL: http://blog.dtpwiki.jp/MTOS/mt-tb.cgi/1241

Adobe - サポートデータベース - プリントについて DTP駆け込み寺 B 続きを読む

Adobe - サポートデータベース - プリントについて DTP駆け込み寺 B 続きを読む

コメント(5)

不良品をそのまま放置してるはどうなんだろね。

まず、Illustratorは保存と称してEPS等の出力データ内に編集データを含めるのを止めればいい。
なおかつEPS保存を書き出しメニューに移動すれば、
EPS保存時に一瞬だけ「プリント中」って見えるスピードで出力用EPSが作れる。といってみるテスト。

つうか、開発メンバー的には、そういう方向でつくったのを後から仕様変更した感じがする。

似た例をもう1つ。
AICS2でPDF/X系保存しようとすると出てくるアラートより。
>PDF/X形式で保存すると、次にドキュメントを開いたと
>きに編集機能の一部が使用できなくなる可能性がありま
>す。PDF/X以外の形式を選択し、「Illustratorの編集機
>能を保持」を有効にしてください。続行しますか?
・・・それでも保存メニューなのか。# macromediaスタッフに期待(?)。

#もしもせんげつあたりのぷろふぇっしょなるなんとかにおなじようなのかいてあったらごめんなさいなぜかさいきんみあたらなくて

まず、Illustratorは保存と称してEPS等の出力データ内に編集データを含めるのを止めればいい。 なおかつEPS保存を書き出しメニューに移動すれば、 EPS保存時に一瞬だけ「プリント中」って見えるスピードで出力用EPSが作れる。といってみるテスト。

Photoshop の ベクトルを含めて保存できるようになったバージョンそれに似たことやっちまって既に混乱しています。救いなのは、ベクトル含んだ Photoshop EPS がほとんど使われていないこと。

すでに皆さんご存知かとも思いますが、出力用のタイトなEPSを作るにはPrintコマンドを使います。

Printer: Adobe PostScript® File
PPD: Device Independent
Flatness: Automatic
Font Download: Subset
Data Format: ASCII
Overprint: Preserve

トリッキーなのはOverprint:の設定でしょうか。設定し忘れるとセパレーションに使えなくなったりします。

日本語版では、

プリンタ: Adobe PostScript® ファイル
PPD: デバイスに依存しない
平滑度: 自動
フォント-ダウンロード: サブセットのみ
データ形式: ASCII
オーバープリント: 保持

日本の現場に即適用できるかというと、ちょっと難しいかなあ。

>すでに皆さんご存知かとも思いますが、出力用のタイトなEPSを作るにはPrintコマンドを使います。

うん !!
EPS作成機能をPrintコマンドに移動してもらえたらより好ましいと思います。

コメントする