特殊な設定のRGB→CMYK変換は「プロファイル変換」でという新常識がいつまでも浸透しない
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ピヨってるブログ 特色二色でチャンネルミキサー [piyotteru.blog12.fc2.com]
墨版生成をなしに変更した後、設定を元に戻すのを忘れたことで生じる悲劇もなくなります。何度かやっちゃったなぁ。カラーものなのに、墨版がなくて薄っぺらい画像になっちゃったの。
こういう特殊な変換は、あらかじめ、Photoshop で、スミ版生成無しの CMYK プロファイルを生成しておいて、必要になったときに、プロファイル変換(Photoshop のバージョンによってメニューの場所が違うし、古いバージョンだと無かったりするので注意)を選択して、必要なプロファイルを選ぶとよいです。カラマネの設定に関係なく目的の色変換が行えます。
CMYK プロファイルを作るには、カラー設定にて、カスタム CMYK で目的の設定を作った後、「CMYKプロファイルとして保存...」します(UI 的に破綻しているけれどもまあいいや)。
▲カラー設定でプロファイルとして作っておくと選択肢として選べるので便利
スミ版生成最大の CMYK プロファイルも作っておくと、とっても便利です。
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以前、二色印刷についての記事を書きました。 【過去記事】2色印刷データ作成はこんなふうにしてます 続きを読む
> スミ版生成最大の CMYK プロファイルも作っておくと、とっても便利です。
この間、ふとそう思ったときには、すでに半分以上のキャプチャを分解し終わった後でした。どうしても気になるところだけ手動でなおしましたが。
なるほどです。
CMYK プロファイルのプロファイルだけを変更するんですね。
でも、そういう方法ですら元に戻すのを忘れそうなダメオレです(悲
あ、記事中にここへのリンク追加させていただきました。
れんさん:
スクリーンキャプチャのケントズレなんて誰も気にしてねえていう噂がありますが。
piyo さん:
普段の分解は CMYKモードで行って、特別な変換だけプロファイル変換にすりゃいいんです。内部の作りがどうなっているかよくわかりませんが、CMYKモードにするときの動作は、プロファイル変換の、作業用CMYKに変換するっていうのを1工程で行える特権メニューだと思えばいいのではないかと。
Adobe のカラーマネージメントの設計は、理系な Adobe のエンジニアが作っただけあって、理論整然としているので覚えられない人には絶対覚えられない作りになっているのがポイントです。プロファイルを破棄すると、プロファイルがない状態というのはあり得ないということで、とりあえず作業用のプロファイルがオーバーライドされるなんて、無理な人には絶対無理です。