Acrobat 7.07 でものさしツールが改悪(←個人的に)
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当方は、世界で一番 Acrobat 7 のものさしツールを使う職場です。
PDF/X 入稿が一般的になっても、/TrimBox がしっかり設定されている PDF/X が入ってくるのは当分未来の話であることが予想されるので、しゃーないので、絵柄の中にあるトンボの位置を確認し、センターからどれだけずれているかを測定することによって、正規の PDF/X との取扱の差異をなくすことが実現されました。
▲Acrobat Professional 7.0.5でのものさしツール
このまえ、Acrobat 7.07 がでたので、アップデートしたら、ものさしツールが変わっていました。
▲日本語がへんだし(上)、注釈つけるのがデフォルトになっている(下)
アドビが日本語おかしいのは今に始まったことじゃないので脳内で読み替えるわけですが、いただけないのが、注釈が勝手にデフォルトになっていたことです。
注釈って何か、ていうことですが、
▲距離がでます
こんな感じです。
Acrobat 7.07 を起動し直すたびにチェックが付け直されるのでウザすぎます。
Adobe は、勝手にデフォルト変えないでください。いくら、印刷業界を捨てようとしているからってこの仕打ちはひどすぎる。
役に立つ場合
けなしてばかりだとなんなので役に立つ場面を。
巻き三つ折りにするデータで、折り位置が巻き込み側の寸足らずを考慮しているかどうかを確認するのに活用できます。
でも、出力用 PDF に注釈は入れないでくださいね。ていうか余計なことするな。
恥ずかしいミスが発覚する場合
▲0.353mmでかいな
21世紀にもなっていまだにこんなデータだらけなんですよね。
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金曜日にお客様のPDFデータをチェックしていました。 「えーっと、このPDFの印刷サイズ(内トンボ)はっと…ふんふん、210×297mmか。」とAcrobat7の注釈機能でわっかりやすくサイズを確認していたのですよ。 ふと思い立って、そのままフォントが埋め込まれているかを確認したのですが、なんかフォントが埋め込まれていないっていうエラーが。 あれー? 全部アウトラインじゃねーの?とか思ったのですが、フォント名をよーみたら、注釈で使われているフォントでした。 でも、出力用 PDF に注釈は入れ... 続きを読む
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