市章応募のプロ
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うちの実家の方は吸収合併だったのでそんな混乱はないような気がするのですけれども、今住んでいるところは新設合併なので、市章などが新しく作られることになったわけですけれども、そうすると全国からシンボルマークに命をかけたプロがものすごい勢いで応募してくるわけですけれども、うちの市もそこら辺分かっていて、ちゃんとバランス感覚もって、市民が応募したものを数点、選考候補としてエントリするわけですけれども、やっぱりロゴの基本ていうのを一般市民が知るわけもなく(僕も知らんけど単色でも取り扱えるようにしなきゃとかそういうの)、なんだかプロが作ったシンボルを栄えさせるための添え物状態になってしまっていて、なんだかつらい気持ちになりますよね。
市章応募のプロは、市の特徴の文章を読んで、それからイメージをふくらませるので、市民にとってはさほど印象ないもの(花とか山とか)が図案に組み込まれてしまうことです。たとえば、水芭蕉公園があるので、市章の意匠に水芭蕉を組み込んでみたところで、将来水芭蕉公園が宅地造成でつぶされるようなことがあるときに、「市章に水芭蕉があるじゃないか。市のシンボルを破壊していいのか。」ていう変なイデオロギーに使われそうである意味おもしろいです。まあシンボルってそういうもんか。
うちの市のシンボル選考の特徴は、必ず、市民のお子様の作ったシンボルを1エントリさせることです。いっそのこと、それで決まってしまった方がいいかなーと思います。
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エントリ一覧をみていると、カタカナやローマ字を意匠に組み込むっていうのは流行らないのかなーて感じでした。
投稿 大野 義貴 [日記・コラム・つぶやき] | 固定リンク |
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