PostScriptだけで生成するバーコード
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プリプレス業界(=DTP)機器内部で描画指定に使われている PostScript は、プログラミング言語になっていて、内部で計算したり分岐したりそれに基づいて描画したりすることが出来るので、入力を変化させると、出力として別の画像を生成できたりするのですが、FORTH 言語式の記述の取っつきにくさ(つうのは、“2*(4+6)”を実行するのに、“2 4 6 add mul”てなるのでバリバリ理系の人じゃないとキモイと感じちゃうよね)と、もはや DTP 製品や製版機材の内部に深く入り込んでしまっていることもあいまって、そのレベルで使おうとする人はかなり少なくなっている状況ですけれども、そんななか、PostScript のみで、バーコードを描画できるコードがオープンソースで開発されているのですね。
Barcode Writer in Pure PostScript [www.terryburton.co.uk]
It makes including any barcode within a PostScript document as simple as inserting the following directive:
50 450 moveto (1-86074-271) (includetext) isbn barcode
これだけで ISBN が描けるというのです。
僕らがよく使う JAN-13 は、EAN-13 と同等ですから、
cite:barcode_with_sample.ps
430 750 moveto (977147396801) (includetext) ean13 barcode
こんな感じで描けるみたいですね。
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Scribus がフロントエンドとなってこれでバーコードを作っているとのこと。InDesign や Illustrator もそうなるといいのにね。
Web上の生成サンプル。
これ Web において誰でも使ってもよいことにできれば印刷屋さんとかバリアブル屋さんが喜ぶ Web サービスになりますよね。誰かやんねーカナー
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