InDesign CS2以降のCIDベースの文字組みに関する説明があった
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今日は Adobe Creative Suite 日本語版 3 のローンチだったということで、品川で大規模なローンチイベントが行われて、インターネットでライブ中継していましたが、僕は、所々つっこみ入れそうになりながら見ていました。ニコニコ動画みたいなシステムだったらよかったのにね。
それで、アドビのページもいろいろ変わっているわけですけれども、
よくわかる!Adobe Creative Suite 3 Design Edition [www.adobe.com]
で、ちょびちょび情報がでていまして
InDesign CS3文字組み設定の手引き [画面表示用(PDF:1.6MB)][印刷用(PDF:8.8MB)]
ていうのを見つけました。僕は最近は組版する機会もすっかり減ったのでこの手の資料のチェックは怠っていました。
その中で、pp.47に「CIDベースの文字組み」ていう文書があって、これはマッカリーさんがよくいわれるけどこの説明さえ参照できれば理解しやすいのに、と思ったので、OCR しました。
2 CIDベースの文字組み
CS2より前のバージョンのInDesign日本語版では、文字親はテキスト中の文字のコード(Unicode)とそれを組版上の機能によって分類した文字クラスを利用して、文字間のスペース調整などの文字組み処理を行ってきました。InDesign CS3を含むCS2以後のバージョンでは、OpenTypeフォントまたはCIDフォントを用いる際には、字体ごとに割り当てたCID(字体を識別するための番号)とそれを組版上の機能で分類したグリフクラスを利用して、文字間のスペース調整などの文字組み処理を行います。
編集メニューから、環境設定の組版を選択し、「文字組み互換モード」の「CIDベースの文字組みを使用」のチェックボックスをチェックすることで、CIDベースの文字組みが適用されます。新規に文書を作成した場合、この機能ははじめから適用されます。CS2以前のバージョンで作られた文書を開いた時点では、この機能は適用されません。この機能を適用する場合、上記環境設定からの設定が必要です。
CIDベースの文字組みの有効性は、字形パレットで字形を切り替えた場合に明らかとなります。
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