Replace RasterはOPI作業の救世主
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ものかの [tama-san.com] さん(うちで生成しているRSS(http://dtpwiki.jp/rss/monokano.xml)ではパーマリンクとして認識させるために便宜上日付の識別子を付けてあります)にて知ったプラグイン。
フリープラグイン Replace Raster [www.chiri.com]
Illustratorドキュメントに埋め込まれている画像をPhotoshopなどで加工したいとき、元の画像ファイルが無くなっていたら困りますね。また、埋め込みのままではai形式でのファイル保存にも時間がかかります。このようなとき、画像を簡単に外部ファイルへ書き出して、しかもそれをリンク形式で同じ位置に簡単に配置し直すことのできるプラグインがこの「Replace Raster」です。
これを見て、「これはOPI作業に最適だ」と思ってしまった僕。OPIサーバがある現場では、埋め込みされている画像をどうにか単体の画像に書きだし、OPIサーバにおいて低解像度画像を生成させてリンクし直し、ていう業務があったものです。それしないとCTPのRIPが演算しきれなかったんですよね。
演算しきれなくなると、CTPがスイッチバックを起こす。スイッチバックっていうのは、CD-R等でおなじみのバッファアンダーランになったときのBURN-PROOFをCTP刷版でやっているんです。スイッチバックが起こったところは、二重露光になって、スジが出る場合があるんです。
だから、重いIllustrator EPSをそのまま流してはダメで、ある程度の大きさの画像が埋め込みされていたときは、手作業で埋め込みされている画像を取り出し、Photoshopで開いて、DCS1-JPEGエンコーディングで保存し直して、OPIサーバに入れて、自動生成される低解像度EPS画像を、Illustratorにリンクし直す。こんなことをやっていたのでした。
それはそんなとおい昔の話じゃないよ。まだCPUのクロックがインフレーションを起こす前の、DSのRIPで言えばAD-310PM/510PMぐらいの時代の話。
いまだにOPIは場面によっては高速作業の切り札になると思っていますので、そういう現場では大変重宝すると思います。
投稿 大野 義貴 [Illustrator] | 固定リンク |
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