Acrobat PDFWriterとAcrobat PDFMakerが混乱しやすい
スポンサードリンク
3年前の記事に今更なんですけれども、
【特集】PDF再入門 - フリーツールでどこまで行ける? (9) サードパーティー製PDF作成ツールを試す(2) | パソコン | マイコミジャーナル [journal.mycom.co.jp]
とはいえ、どのサードパーティー製品も注釈やスタンプを書き加えるなどの編集機能は装備していない。Adobe PDFWriterもその意味では変わらないが、カラー設定やPDF/X-1a(印刷用途向けPDF規格)に準拠するかどうかの設定など、商業印刷にも耐えうる品質のPDFを生成するための項目が多数用意されている。商業印刷ではDistillerから生成したPDFを利用することが一般的ではあるものの、今回紹介したサードパーティー製品より機能的に数ランク上であることは確かだ。
の文中の「Acrobat PDFWriter」は、「Acrobat PDFMaker」が正しいとおもう(アドビの情報では、「Adobe PDFWriter」としている資料と「Acrobat PDFWriter」としている資料が混在しているが、そもそも「Adobe Acrobat PDFWriter」であり、プリンタドライバ名が「Acrobat PDFWriter」となっているので、「Acrobat PDFWriter」の方が通りがいいと思います)。
Acrobat PDFWriter(PDF生成プリンタドライバ)は、僕の記憶では、Version 6からインストールされなくなっています。一方のAcrobat PDFMakerていうのは、Version 4あたりに用意されたと記憶していますが、非PostScriptアプリケーション(特にMS-Office系)用のアドオンで、MS-WordやExcelなどの対応したソフト(正確に言うとAcrobatがアドオンをぶっ込むことに成功したアプリ)で専用メニューと専用アイコンが表示され、アプリの仕様に対応したPDFが書き出せる、ていうものです(こっちは現行バージョンではAcrobat Distillerを通ってPDFができますが、PS書き出し→DistillerアイコンD&Dでは不可能な透明効果表現ができるなど変な機能付き)。
- Acrobat PDFWriter
- PDF生成プリンタドライバ(GDI/QuickDraw)
- Acrobat PDFMaker
- 非PSアプリケーション用アドオン・PSプリンタドライバ書き出し・PostScriptプリプロセッサ・Acrobat Distillerリダイレクト
でも、この連載見るとAdobe PDFWriterがひっそりなくなっていたことを認識してないような気がするなあ。あと僕も書いていること間違っているような気がしてきた。
スポンサードリンク
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://blog.dtpwiki.jp/MTOS/mt-tb.cgi/2380
コメントする