Linuxで作ったtgzをWindowsの+Lhaca、StuffItで解凍してみる
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最近はLinux側でロングジョブをかけておいて終わったらWindowsに持ってきて作業、というシチュエーションが増えてきました。そこで問題になるのが、圧縮して持ってきた処理後のファイル名の文字化け。
今時のLinux側はファイルシステムがUTF-8なので、そのままtarで固めると、ファイル名がUTF-8で格納されているのですけれども、Windows側で賢いアーカイバを使わないと、文字が化け化けになります。
今回は、tgzが解凍できるアーカイバの選択肢として、+Lhacaデラックス版と、StuffItがあるというシチュエーションです。
1.+Lhacaデラックス版
Lhasaの手軽さはそのままに、これ1つで圧縮まで出来るっつ-事で、アーカイバをどれか入れろというととりあえずこれ、というふうになるのが+Lhacaデラックス版です。これで、LinuxのUTF-8でファイル名が格納されたtgzを解凍すると、以下のように。
▲化け化け
とっても残念な結果になりました。Windowsの世界はいつファイルシステムがUTF-8になるんでしょうね……
2.StuffIt
DTPやっている企業だと、MacのStuffItで圧縮したファイルをとりあえず解凍しなくちゃいけないという理由で、インストールされていることがあるWindows版StuffItです。これで解凍した結果が次の通り。
▲化けてない
こんな時だけStuffItが実力を発揮。やったね!
というわけで、シチュエーションが特殊ですが、Macのsit解凍以外で、StuffItが有用な場面があるっていうことでした。
投稿 大野 義貴 [パソコン・インターネット] | 固定リンク |
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#初コメ緊張します
実はStuffItも万能ではありませんです。
アーカイブ内にUnicode合成文字を使用したファイルが含まれているとWin版StuffItで解凍しても化けます。
MacOS「がぎぐげご.rtf」(アーカイブ内)
↓
WinXP「か・き・く・け・こ・.rtf」(濁点部分が文字化け)
このままですと不正なファイル名になってしまいアプリケーションで開くこともできません。
このあたり改善できたらウチのWin版StuffItももう少し出番が増えるとおもうのですが…。