アポストロフィの後のアキは、「段落パレット-文字組み:なし」で直そう
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(2008-9-15 17:00追記)
コメントで指摘いただきましたが、「文字組み:」は段落属性なので、段落全体に効いてしまうことから、文中で使うときは、引用先の手法が適当だという指摘がありました。このエントリの手法は、見出しで文字組みが問題ない箇所や、ローマ字のみの段落で使用してください。
アポストロフィの後のアキ - DTP Transit [www.dtp-transit.jp]
たとえば、「60's」と入力したい場合、Illustratorでは「60' s」のように「'」(アポストロフィ)の後にスペースが生じてしまいます。日本語フォントだけでなく、欧文フォントでも同様です。
Illustrator CS以降でこれを解決するには、「'」(アポストロフィ)を選択し、[文字]パレットの[アキを挿入]の値を「自動」から「ベタ」に変更するのがベスト・プラクティスかもしれません。
それはバッドノウハウです。
Illustratorは、元もとお米の国のソフトだから、本国では、アポストロフィの後ろにアキが入るなんてことはないはずです。なので、欧文書体を選択してもアポストロフィの後ろにアキが入る時点で、お米の国以外の力が働いているだろJK、てことです。
それで、なんでアポストロフィの後ろにアキが追加されているかという原因を追及する上で、日本語組版で、約物に空白が追加されたりなくなったりする現象に注目すると鋭いです。
それで、解答としては、「段落パレット」-「文字組み:」を「なし」にします。
▲「文字組み:」を「なし」にする
Adobeのソフトウェアで、ローマ字の組版がうまくいかないというときは、疑ってみてください。
投稿 大野 義貴 [Illustrator] | 固定リンク |
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JKは女子高生だろ?となんどいったら。
いや、文字組みなしだと、本文中に出てきたときに使えないだろJK
ここはバッドノウハウで切り抜けるのがベストプラクティスなんだってことですよ(←ルー語みたいになった)
Sさん:
本文中にSPANタグでそのネタ仕込み済みですw
n-yujiさん:
和欧混植は事実上不可と言うことですか。
U+2019がどの言語内の文脈で使われているか判断つけられる仕組みがないのが問題ですね。