M.C.P.C.

―むり・くり―プラスコミュニケーション(更新終了)


| トップページ |

2010年4月29日 21:54

ec2-migrate-bundleでap-southeast-1へ転送するには、古いAmazon EC2 AMI Toolsのままではダメ

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

偉い人から「クラウド」って調べとけって言われているのでAmazon Web Service(AWS)でEC2を使ってサーバ立てたりとかしているがおそらくそういう意味じゃあないっていうのにはうすうす感づいてはいるんだ。

それで今日あたりTwitterみてたらEC2のアジアのデータセンターがシンガポールにできたよーとか言ってたんでならばと思い見たれば、確かにRegionのところに「Asia-Pacific(Singapore)」ていうのが増えている。

そんで、じゃあさっそくシンガポールのデータセンターでEC2のインスタンスを起動させようと、オリジナルのAMIを指定しようと思ったんだけど、出てこない。

どうやら、AMIのファイルが入っているS3のバケット、これ自体が地域別になっていて、今までテストで「US-east(Varginia)」ってとこ使っていたわけで、いま僕がAMIのファイルを置いているのはUS-Eastであって、US-Eastを選択した時にしかアクセスできないってことなんだね。

というわけで、US-Eastから、Asia-Pacificへ、S3内でコピーしなくてはならないってことになった。

EC2でインスタンス起動し、sshでログインしてから、

# ec2-migrate-bundle -k pk-xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx.pem -c cert-xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx.pem -a xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx -s xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx --bucket hoge.east/ec2_images/centos5-net-twitter --manifest image.manifest.xml --location ap-southeast-1 --region ap-southeast-1 --destination-bucket /hoge.asia/ec2_images

こんな感じにしてみた。詳しくは、

EC2のUS-EASTで作ったAMIをUS-WESTで使えるようにする | amazon EC2 | 俺のメモ [blog.elkc.net]

ただ、気をつけなくてはならないのは、「ap-southeast-1」ていうのがS3に新たに作られるバケットの地域を指定していることになるんだけども、古いAmazon EC2 AMI Toolsだと、「ap-southeast-1」を認識しないってこと。

僕がこれを実行しているのはCentOS 5なので、

# curl https://s3.amazonaws.com/ec2-downloads/ec2-ami-tools.noarch.rpm -o ec2-ami-tools.noarch.rpm
# rpm -Uvh ec2-ami-tools.noarch.rpm

として、新しい(ap-southeast-1に対応した)Amazon EC2 AMI Toolsを入れておく必要があったのだ。

Amazon Web Services Developer Community : How to transfer AMI from US-east to ...

ここら辺見て気づいた。

肝腎の性能は、良い、というわけではないみたい。やっぱ国内にデータセンターあってほしいもんだよなあ。

投稿 大野 義貴 [Web] | |

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://blog.dtpwiki.jp/MTOS/mt-tb.cgi/3206

コメントする