Adobe Readerではなくてフォント埋め込みチェック専用ツールが必要なわけ
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実験る~む 「ない」という免罪符も今では難しいような [dslabo.blog4.fc2.com]
まず、よく考えると「Acrobatがない」という状況自体が結構特殊なんじゃないかなあ、と思うわけです。
製品版はともかく、たぶんAdobe Readerは持っている、もしくは入手してもらえる可能性は高いという。そしてReaderでもPDFのプロパティにおいてフォントエンベッドの可否は確認できるので。使用フォント数が多いとちょっと面倒だけど。
結局のところ、Adobe Readerの主な機能は、PDFを見るビューア機能であって、Adobe Readerにおける使用フォントリストの表示は、Adobe Readerのたくさんある機能の一つであるからして、それでどういうことが起きているかというと、
- PDFをダブルクリックで開くことがAdobe Readerを使っていることだとを知らない人は、そもそも表示された画面から操作することでフォント一覧表示されることを思いつかない
- Adobe Readerを使っている人だとしても、そのソフトでフォント一覧が表示されることは連想しにくい
- Adobe Readerでフォントリストを表示出来ると教えてあげても、メニューバー等に用意されていないので覚えられない
今はこういう戦場になっているのですから、Adobe Readerがあるからフォントエンベッドを確認してもらえるっていうのは激甘むいちゃいました、なのです。
もちろん便利なツールを補助的に使うのもある意味大事だったりするわけですが、それとは別に、作り手・送り手として関わるのであれば、少なくとも必要最低限のスキルくらいは身につけておきたいものです。
前線では、印刷物の制作者としてエントリーする必要最低限をさらに下げることをやっているわけで、そーいうところではなかなかAdobe Reader必須とは言いにくいよね。MacだとPreview.appでPDFを見ている、ということにもなりかねん。
構図としては下図の通り。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ あさうすさん< Adobe ReaderぐらいあるだろJK \____________________ ↑DTP・プリプレス現場
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