月刊I/O「28年前の創刊号復刻版」付録
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工学社刊「月刊I/O」の今月号(2004.4月号)に、28年前の創刊号が付録として付いてくるというので、買いに行ったのだけれども、パソコンショップに併設の雑誌・書籍売り場では見当たらず、クルマであちこちの本屋をはしごしたあげくやっと見つけてきたのが今日のこと。
僕の知っている月刊I/Oは、実は創刊からすこしたった'85年~'87年頃(だからキャリーラボとかが活躍していた時期とはずれがあるのだけれども)のもので、これは今でも実家にとってあるのだが、このころはNECのPC-9801Uに自分で買ってきたDRAMを亀の子増設して9801VM
余談ではあるが、当時住んでいたところにはパーツショップなどないので、高校生になり汽車通学になってやっとパーツショップに行くことができたのだが、所在地はよりによって私立お嬢様女子校の校門の目の前ということもあり、すげえ行きづらかった記憶がある。そこで僕はDRAMを注文し、2週間後256KbitのDRAMとICソケットとコンデンサを購入、自機に増設したのだった。
閑話休題。
今回の復刻版は、僕の持っているそれよりも10年も前の'76年(I/Oだと西暦をこんな表記してたよね)のものであるけれども、雰囲気はものすごく10年後のI/Oと似ていた。つまり僕の知っているI/Oがそこにはあった。あきはばらマップ、らんだむ・あくせす・でぃくしょなり、DANのイラスト……
ホント、すげえ欲しいよ往時のI/O(いまのはちょっと……)。
印刷業界にいる立場から見直すと、
DTPエキスパート試験でしか見たことないとたいていの人が言う句読点の「カンマ・ピリオド」ルールが創刊号から使われていた。僕にとっては「カンマ・ピリオドルール」といえば工学社の書籍と思わせるぐらい印象深い。というよりも当時から読みにくいなあと思っていたわけだけれども。同じ版元の、「I/O別冊ProfessionalDTP」誌も「カンマ・ピリオド」だったと思うがどうであっただろうか。
写植も当時のママ曲がって貼られたままだったりして、見る人が見ると「クスリと笑える」ものになっている。復刻版制作にはちょっと手間がかかっているのかな(ダイレクト原稿の処理ってちょっと面倒ですよね)。
返本率が低くなることをもくろんだ云々など無粋なことを言わず、このI/O復刻版は素直に歓迎したい。
投稿 大野 義貴 [パソコン・インターネット] | 固定リンク |
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