ソースネクスト「いきなりPDF」:ちょっと不安
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ソースネスクトから1,980円で発売されるというWindows用ソフト、「いきなりPDF」、なんと34,800円(アドビストア価格)もするAcrobat6 stdを購入せずとも以下略、というスバラシイ製品なのですが、このソフトには個人的にちょっと危惧していることがあります。
というのは、当方では、過去にGhostscriptによるPDF生成によって、印刷事故が発生しているからです。Ghostscriptの特定のバージョンと特定のTrueTypeフォントの組み合わせにおいて、文字がところどころ中マドになってしまいます。
具体的なフォント名を上げておくと、
Microsoft Office 95あたり(正確なところは覚えていない)から最新のOffice2003まで、もれなくついてくる
- DF行書体
- DF特太ゴシック体
- DF平成ゴシック体W5
- DF平成明朝体W3
一太郎のいくつだかは失念したけれどもそれから最新の一太郎2004まで、もれなくついてくる
- DHP行書体
- DHP特太ゴシック体
- DHP平成ゴシック体W5
- DHP平成明朝体W3
です。これらのTrueTypeフォントの、漢字グリフでストロークが重なっているところで中マドが発生します。アウトラインフォントとしてはある意味設計ミスだと思いますが、これはきっと未来永劫仕様です。OEMのフォントってそんなもんでしょうかね。
「いきなりPDF」がGhostscriptベースであるかどうかは、まだモノを見ていないからわからないものの、用心に越したことはないです。
この前、本屋にて「GhostscriptでタダでPDFができる!」という特集記事を見て、「あまり大々的にやってほしくないなあ。ダメPDFが増えるから」と思っていたのですが、「いきなりPDF」から生成されるPDFの出来は、はたしてどうなのでしょうか。
#Namazuの全文検索(=xpdfでの書き出し)ができるのかなあという部分も気になる。
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いきなりPDFはGSがベースではありませんよ。
開発元はSKYCOMという企業で作られたものがベースとなって
いるようです。
いきなりPDFはGSがベースではありませんよ。
開発元はSKYCOMという企業で作られたものがベースとなって
いるようです。