M.C.P.C.

―むり・くり―プラスコミュニケーション(更新終了)


| トップページ |

2004年4月27日 14:10

一太郎 for Linux 官公庁・企業向けライセンスを12月より販売開始:それから発覚する一太郎はPSアプリであった事実!

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

かねてから開発中という話はあった、一太郎の Linux版 の販売が発表されました。官公庁・企業向けつうのがわけありげですね。

この製品は興味深くて、Linux 上で Windows ソフトの動作をサポートする Wine というソフトを利用し、一太郎2004 をベースとして開発されています。ただ、この Wine はプリンタまわりのサポートが余りうまくいっていないらしい(伝聞推定)、という状況だったのですが、とある Linux月刊誌での、JustSysytem へのインタビュー記事で、JustSystem の人が、「一太郎はもともと PostScript 出力に対応しているので、プリンタまわりの問題はクリアしている」(記憶で書いているので正確ではないかもしれず)と語っていました。

一太郎は PS アプリである!

一太郎すげえ! 確かに、PostScript 出力を選択すると、TrueType を勝手にアウトライン化してくれます。

一太郎2004 のプリントダイアログの図
▲(参考)一太郎2004 のプリントダイアログ

しかし、フォントをアウトライン化するときに、プリンタの解像度というパラメタを使うらしく、600dpi とかに設定してあると、とっても悲しいことになります。そう、IlllustratorIllustrator のアウトプットの値が 300 みたいな、悲しいことに。

一太郎のフォントアウトライン化は解像度に依存するのでカクカクする図
▲こんなのが感材に出てきた日にゃ。「ぷ」は10.5ポ です。

一太郎のデータ出力をやる人、いろんな意味でがんばってください。もっとも、もうがんばる時代じゃあないかもしれませんが。

# ATOK の話題は? んー ATOK は使ってないし。


(2006-03-07 11.58訂正)

<del>Illlustrator</del><ins>Illustrator</ins>

投稿 大野 義貴 [DTP] | |

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://blog.dtpwiki.jp/MTOS/mt-tb.cgi/63

コメントする