XSL Formatter V3.1試用版 使ってみた
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世界随一の XSL-FO 組版ソフトとして誉れ高い、XSL Formatter V3.1 試用版を使ってみました。
▲こんなのを1コマとして流し込んでいきます
1コマはこんな感じです。本文としてひたすらこれに対応する FO を XML から XSLT で生成して流し込んでいくと、マスターページで設定された上部のシリーズ名(XML から XSLT で自動生成)、下部のノンブル(当然自動生成)が適用されてページが増えていきます。
▲FO組版ソフトによる組版結果の違いがある。MS-Word みたいですね!
FOは、中身を固定しないで自然に行送りで送っていくようなイメージがありまして、それで流れていくように作ってみた結果がこれです。横浜ベイキットでは1ページに収まっていた FO を XSL Formatter に入力してみましたが、表組の最後があふれています。
横浜ベイキットの FO 組版に使われている、Apache FOP の実装の方がおかしいと、PAGE2004のときアンテナハウスの方が言っておったが、さて。
▲メガリットルかよっ!
予想どおり、MSフォント(デフォルト)では、メガリットルになっています。Linux 版、Solaris 版 は自分で TrueType フォントをインストールして設定するとのこと、Linux 等にMSフォントは入れられるはずないので、それらのプラットフォームでの XSL Formatter にはこの問題はないんでしょうきっと。
フォント指定を変えたらどうなるか(ex.A-OTF 中ゴシックBBB Medium)というのは今後の課題です。
あと、V2.5 では動いていた、XML と XSLT スタイルシート が、V3.1 ではうまく動いてくれません。
これはいけません。当方のスタイルシートの作り方が悪いんですがまた勉強の日々になるんだと思います。
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