HELIOS ImageServer (OPIサーバ) demo版 入れてみた。(2)
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前回、HELIOS ImageServer を MacOSX 10.3 にインストールして、「およよ? Linux なんかにいれるよりも断然ラクチン!」というところまでやりました。
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さて、このプロダクト、なにがいいのでしょう。
それは、
「DTP エキスパートもびっくり!
DTP の常識を覆すことばかりで毎日ワクワクドキドキ摩訶不思議アドベンチャーの連続(いろんな意味で)」
ということです。
詳しくは、GigaBoX などのパンフ見ればそのままでありますがとりあえず利点を列記します。
- JPEG エンコーディング分版出力未対応のプリンタ・出力機でも分版出力できる。
- DCS は、コンポジット出力しても分版ファイルを合成してくれる。
- QuarkXPress だと、プリンタキューには画像の位置情報だけ渡されるので、プリンタ出力時の解放時間が異常に速い。
- Illustratorだと、300MB の eps 画像がリンクされている ai なんて、eps 保存するだけでゲンナリですが、自動生成された低解像度画像ファイルをリンクすることによってそんなデータもすこぶる保存が速くなる。
- RGB 画像も、ファイルを変換をしないまま、出力時に CMYK 分解してくれる。
欠点はいろいろありますが、
プリンタスプールをボケーと見つめて時間つぶしをすることが許されないのが一番デカいと思います。
あと、
低解像度 eps をいかにアプリに埋め込むかということをを常に考える「eps ストラテジー脳」になります(レナトスとかでもそうだと思うけど)。
HELIOS が動く OS は、Windows 以外の UNIX 系 OS となっています。「俺はPC-UNIX派だぜ!」みたいな人は挑戦してみるといいと思います。試すだけはタダだし。
そして正規版の価格にちょっと驚いてください。大丈夫、GigaBoX や DTP Turbo Server よりは安いですから。
あれらのプロダクトがとても高いのは、「頭痛薬バァファリンの錠剤の構成物の半分は優しさ」よろしく「安心」と「学習の手間を省くため」にお金を払っているんです。PC-UNIX マニアが HELIOS 単体で導入してソフトウェアの不具合・ハードウェアの故障でデータ損失したときは、自己責任なのはいうまでもありません。
お金持ちは GigaBoX とか買った方が絶対しあわせです。
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