netatalk 2.0β1
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DTP業界系のお話から。
カタコリさんDTP業界卒業。実は彼の活躍を直接は見ていない人なんですが(そのとき僕は某掲示板にて書き込みしていて、DTP駆け込み寺MLなどは購読していなかったのです)、ご活躍はあちこちで見聞きしていました。いままでおつかれさまでした。
~ ~ ~
Netatalk 2.0β1を試用す。
巷でよく聞く、BerkeleyDB4が無いとmakeできないという話ですが、当方のREDHAT9には既に入っていて問題なし。configureも、
./configure --sysconfdir=/etc --with-did=cnid --with-pam --with-shadow --with-flock-locks --with-tcp-wrappers --enable-redhat
で通りました。
問題1:ボリュームが一覧に出てこない。
▲sambaやDAVE接続が見えているのはこの際不問にしていただきたい
これは、マウントボリュームになるディレクトリに存在する、「.AppleDouble」「.AppleDB」などのドットファイルが旧netatalkが生成したものである場合におきるとのこと。当方では、こいつらをrm -rf .AppleD*して除去することで一覧に表示されるようになった。これを消すとリソースフォークなどが無くなることが容易に予想されるので、一度安全なボリュームにファイルを退避するなど、データの保全にはくれぐれも注意を払って作業してほしい、と思う。
問題2:UTF-8でボリュームにアクセスされる。
Fedora CoreのようなUTF-8ベースのシステムであれば問題ないのだが、当方はREDHAT9のため、ファイル名はEUCでつけられる方が都合がいい。これに対応するのに、netatalk1.6.4のときは、EUCSJISパッチを当てて~、等、手順が必要であったけれども、netatalk2はiconvを通してファイル名の変換をしているということ。
/etc/netatalk/AppleVolumes.default の末尾の行を以下のようにした。
~ volcharset:eucJP
これで、サーバ側では、EUCでファイル名がつけられるようになった。
なにが変わったの?
長いファイル名が使えるようになりました。
過去記事:04.03.21 REDHAT系LinuxでMacOSXからでも平気なnetatalkをインストール
2004.5.11追記:Fedora Core 1 に netatalk 入れる方法を書いた記事を作ったのでこちらもどうぞ。
Fedora Core 1最小構成にnetatalk2.0β1をインストール
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