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―むり・くり―プラスコミュニケーション(更新終了)


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2004年5月12日 00:31

RGB! RGB!

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印刷業界では一部目の敵にされたり、新ワークフローの担い手ともてはやされていたり、そんな RGB だけれども、僕がちいさい頃は、RGB は、羨望のまなざしでした。

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俺とRGB

その当時、我が家のパソコンは、日立ベーシックマスターレベルⅢマーク5(MB-6892)。640ドット×200ライン、8色を表示できる 1MHz のスーパーマシン。これに5インチミニフロッピーディスクユニットをつないで、パックマン(キャリーラボ)やらスネーキー][やらデストロイエイリアン(ナムコのギャラクシアンそっくり)がプレイできました。余談だけれども、キャリーラボの平野さんは今は XML で有名なインフォテリアの代表取締役になっているし、デストロイエイリアンの作者は、MS-DOS 時代の定番エディタである Vzエディタ をつくった c.mos さんだったりします。

そんな我が家のスーパーマシンの欠点は、「モニターがグリーンモニタ」だったことです。本来8色(黒青赤マゼンタ緑シアン黄白)で表示されるはずのデストロイエイリアンが、グリーンの濃淡で表示されます。先ほど挙げた色の順番で濃く表示されます。ということは、100点エイリアンの青いエイリアンは、画面バックの黒色と非常に近い表示になってしまい、ほぼ見えません。長残像モニタであることも相まって、デストロイエイリアンは超むずゲームになっていました。

「RGB モニターが……ほしい……」

ある日、我が家のテレビが、ダイヤルをガチャガチャするナショナルの赤いテレビから、日立の最新式リモコン付きテレビ C15-B01 に変わります。なんてことでしょう。RGB 端子が付いています。その日から、我が家のデストロイエイリアンはビビッドカラーで僕らを襲撃するようになりました。でも、100点エイリアンも青色でしっかり見えるから、もう負けません。

程なく、砲台発射ボタンであるスペースバーが壊れ、修理に出すことになりました。

RGB の弱点

現在のパソコンのモニタを見ると分かると思いますが、RGB モニタは、ドットのにじみが、ビデオ入力などに比べて少なく、クッキリハッキリ見えます。

「プレステのときメモをRGB端子につないでやっているんだけど、藤崎詩織の歯の一本一本が見えてしまって気持ち悪いんだよね。」そんなの知りません。僕に言わずにコナミに言ってください。ついでに、ときメモの関連CDが100枚以上になる前に気付いて欲しかったとも思いました。

古パソと今どきの RGB

昔のパソコンの RGB コネクタは、現在主流になっているアナログ RGB とはコネクタ形状や信号に互換性がありません。

だが、僕にはマイコンソフトの XRGB-1 がある! これは古いパソコンの RGB 信号をサンプリングして、新しいモニタ用の信号に変換する、いわゆるアップスキャンコンバータです。

今日は、あらかじめ用意しておいたMSX-TurboR FS-A1ST を つないでみましょう。


画面が全体に黄色い。

どうやら青系が全体的にダメになっていたようです(青が出ないから、赤+緑=黄になる)。マシンは14年もっても、コンバータはもたなかったか。しかも、コンバータをねじると色が変わる! ナムコのネジコンもびっくり!

……新しいのに買い換えよう。

投稿 大野 義貴 [パソコン・インターネット] | |

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