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2004年7月16日 01:21

CTPよ、毎時何枚までいくんだい?

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奥さん、スラドです!(←やめとけ)

暇じゃないが昨日休みだったのでスラッシュドットジャパン [slashdot.jp] を見てみました。余談ですが、スラドは JAXA [jaxa.jp] ネタが多くてアレゲですね。

昨日おもろいと思ったのは、DVD-Rよ、何倍速までいくんだい? [slashdot.jp] というストーリーです。ついに 16倍速 DVD±R ドライブがパイオニアから出たという記事なんです! 奥さん、16倍速ですよ!(←やめとけ)

ご存じの通り、DVD-R や CD-R などの感材メーカーって、グラフィックアーツ向け(製版と言え)の感材作っているメーカーと共通していたりして、特に CTP などのダイレクト刷版は、仕組み的に、CD-R などのレーザー記録メディアと共通するものがあります。

さて、ストーリー内では、「DVD-R の16倍速以上はむずかしいんじゃね? メディアの剛性が問題らしい」「実際メディアが木っ端みじんになりました」などのアレゲなコメントが続くなか、「だったらメディアじゃなくてレーザー回せばいいやん」つう流れになってきていたんですけれども、カンのいい人ならわかると思いますが、イメージセッタに置き換えると、

  • メディアを回す→外面ドラム方式
  • レーザーを回す→内面ドラム方式

となります。

余談ですが、外面ドラム、内面ドラムはいいとして、レーザーがどうたらっつう設問はやっぱ DTPエキスパート試験としてはアレゲだと思います。

レーザーを回す方が愛と夢と男のロマン(←僕らが胸に飾る勲章)を感じますが、実際運用しないとマシンのクセなんてわかりっこないです。僕がひとつだけ言えることは、地球には重力があるからそれを考慮した設計がなされるべきだということです。ある意味なされているんだろうけど……

折しも JGAS 開催期間なので、会場に行って聞かれるといいと思います(←そればっかりだけれども今年は行けなかったのでしょうがない)。外面ドラムは 大日本スクリーンの現行機、内面ドラムは ハイデルベルグ(DTP WORLD 2004.8月号 で 図解しているやつ)などあります。

本日のオチ:CTP刷版が亜光速で出るようになると、それを処理(検版など)する人員の負荷が高くなるので、ちゃんと考えないとかえってコストが高くなる

投稿 大野 義貴 [DTP] | |

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