印刷業界とオープンソース界隈でDTPの意味が違うよ
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はてなダイアリー - ynakajimaの備忘録:ynakajimaの備忘録 [hatena.ne.jp] より引用
■ [linux] XMLベースのオープンソースDTPソフト
http://www.stacken.kth.se/project/pptout/
日本の印刷業界では、QuarkXPress がウサギとカメのイソップ童話でのウサギのごとく、「あわてない、あわてない。一休み、一休み。」しているうちに Adobe ソフトが組版部に関してははるか追い越していっちゃったせいで、Adobe のように、自社製 フォントエンジンを搭載していないと日本語組版なんてできないよ! ていう雰囲気になっているので、DTP ソフトとして通用しない雰囲気になってしまっていますよね。フォントエンジンもそうですが組版エンジンが重要。
もともと、Adobe ソフトだって、フォントエンジンと組版部は分離していたのだけれども、今や両方とも自分でまかなうところを見ると、それによって大きなメリットがあるということなのだけれども、その一つが、マルチプラットフォーム対応が簡単になったということだと思います。
オープンソースで日本語組版ソフトが作られるとしたら、普遍的な日本語組版エンジンの実装が課題になるのかしら。
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Aldusの社長が言い出した"DTP"の意味と、日本の印刷業界のDTPは、すでに意味が違いますもんね。
オープンソース界隈とか理系大学だと印刷部はTeXで。という文化もQuark文化といっさい交わらずに並立していますし。(唯一の例外がEWBを使ってQuarkで雑誌作っているASCIIか?)