slipper L + P-in Free 2PWL(動作保証外)
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いっきで有名なサン電子の、slipper L [sun-denshi.co.jp] が、ヤマダ電機で 12000-で売っていてちょっとだけ安かったので、買ってみました。これで、実家に戻ったときのとっても劣悪な通信環境を改善しようと考えています。
実家の通信環境は、ブロードバンドルータ(DHCPで IP 配り係)と無線 LAN アクセスポイント(IEEE802.11g 対応)は用意してありますが、WAN に出て行く口がないので、全然意味がありません。また、実家の方では、P-in Free 1S を購入し、ノートパソコン1台だけが常時接続になっています。
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とりあえず、買ってきたのですが、接続を試さなくてはいけませんので、僕の持っている、P-in Free 2PWL で試すことにしました。
でも、メーカーのページでは、2PWL は動かないことになっています [sun-denshi.co.jp]。でも、これってどうせ AT コマンドで駆動しているんだろうから問題ないだろうと思って進めました。
ファームウェアも最新版にして、いろいろ格闘して、2時間、やっと、LAN ポートと slipper L の直接続で、ダイアルアップするに至りました。でも、僕の 2PWL は @FreeD 契約ではなくて従量制なので、あまり意味がありません。あと、微妙にダイアルアップ動作が不安定なのですが、これは保証外のデータ通信カードを使用しているせいか、うちの PHS の電波状況が悪いのかよく分かりません。少なくとも、地面に置くより、手に持っていた方がつながりやすいですが、そんな姿恥ずかしいですよ。
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というわけで、動くことがわかりましたので、今度実家に行ったら、これを設置してくることにします。これで、実家も、64K 常時接続になるってもんですね。なに、速度が遅いって? 言われなくてもわかっているやい!
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これって、ブロバンルータと組み合わせると、PHS の電波があれば、どこでも多数の PC がインターネットに接続できるようになって便利ですね。パッケージにも、
イベント会場や工事現場で LAN 環境を構築する場合には、固定回線を設置する手間や費用を削減できます。
と書いています。ついでに、ダイアルアップではなくて、リモートアクセス機能ということで、ファイアウォールのなかに slipper L と PHS を設置すると、外からそいつにダイアルアップして、社内 LAN にアクセスできるよ! ていうネットワーク管理者に怒られそうな機能もあります。
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某印刷会館でたまに印刷関連のソリューションのデモをやるのですけれども、あそこには 情報コンセントがないらしく、プレゼンする人は PHS を使わざるを得なく、「本当はこんなに遅くないんですよ」っていいながらデモをしているので、とってもかわいそうだと思います。本来売れる製品もナローバンドのせいで売れませんから。東京の通信環境を基準にしてシステム作ると破綻するってことですね。
投稿 大野 義貴 [パソコン・インターネット] | 固定リンク |
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