Acrobat 7の色の置換はちょっと注意
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テストデータは Illustrator 10 で、あえて PDF 保存です。
▲こんなの
ICCプロファイルが埋め込まれていると、出力プレビューでオーバープリントの部分がでません。
▲ノセもケヌキもあったもんじゃねえ
Acrobat 7 の「色の置換」を使ってみましょう。
処理後、出力プレビューすると、グレースケールが CMYK 変換されていることが分かります。ダメじゃん。
▲MK版のみ。
「色の置換」の設定を下記のように変えてみましょう。
そうすると、オーバープリントも反映し、グレースケールはグレースケールのママです。
▲グレスケのオーバープリント部がケヌキになっているのがよく分かりませんが
しかも、実際の出力と違います。
▲あくまでこれです
「色の置換」はちょっと挙動不審なので、今 Adobe さんとやり取り中です。使われる方は気をつけましょう。
(2005.2.23 11.40追記)
上高地仁さんの DTP-S [incunabula.co.jp] で配布されている、DTP オカジオネル 2004 年 12 月号において、今回の「色の置換」の動作についてもかなり詳しく述べられているそうです。非売品ですが Web で見られるそうです。
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PostScript Language Reference 3rd
の翻訳版の211, 610ページにもありますが、
オーバープリントのオペレーションはデバイス依存だ、と^^
かつて、Distillerのバージョンによって効果が違うなんてのも有名なはなしw
グレイのオーバープリントについて
プロセス+グレイOP→×で正解です
出力結果についてはRIPがアレンジした結果だと思います。
グレイカラースペースは、ディスプレイデバイス用のカラースペースなので、OPの概念はないのかもしれません。
Acrobat 7の色の置き換えするとJpeg画像がひどく劣化するのね。。
考えれば当然なのかもしれないけれど、も。
QABOTだとJpegデータをZIPにしてから色置き換えできるので、
おんなじ感覚で使って失敗……午前中の作業やりなおしだぉ。
Quite Revealing って試したことありますか?
>MM岩手さん
うちは PDF に不備があるとすぐお客様と話し合いするので、何とかツールでどうこうするっていうシチュエーションが今まで少なかったこともあり、PitStop 以外のツールって使ったことないです。
あれ? そうなんですか?
私は逆に、PitStopってなんとかしてしまう
(ずっこい)ツールなんだろうとばかり思い込んでました。
流派は違えど目的は同じだったんですね。
#予想外な収穫 (^^)