Windows PageMaker出力はロストテクノロジーの塊ぽい
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PDFの作成と活用メーリングリスト [bitgate.co.jp] というメーリングリストで出た話題で、Windows版 PageMaker 6.53 において、TrueType フォント埋め込み PDF を作るには、プレビュー出力(PS プリンタドライバに対する GDI モード出力)を使うといいよ、ていう話題。
最近の PageMaker の話題ではこの方法がよくでてくるし、アドビシステムズ社の情報にも載っていたりするので、結構知られている話なのかなあという感じですけれども、逆に、本来のやり方はどうなの、ていう話はもうロストテクノロジーになりつつあるんだろうなあ、と思いました。
PDF 作るなら、Windows 95 系で AdobePS 最新版にしておいて AdobePS のフォントダウンロードを Type42、PageMaker 7.0 で開き直して、組版崩れないおまじないをしたあと、PS書き出しで、和文はダウンロード(アウトライン)にして、Distiller にドボン、ていう線かなあと思います。ただし和文フォントの斜体禁止。
OS | Windows 95 系(ディスコン) |
プリンタドライバ | AdobePS 4.5.3(日本語サイトのは古いので、 USサイト [adobe.com] のユニバーサル1.06でインストール) |
フォントダウンロード | PDF なら Type42、 出力ならアウトライン |
PPD | PS フォント使いたい場合は適宜書き加えて 所定の位置(2か所)へコピー |
アプリケーション | PageMaker 7 |
起動前操作 | ttfcache を捨てておく |
出力前操作 | 組版が崩れないおまじないを実行 |
書き出し | 和文フォント:アウトライン(PPDチェック) |
チェックポイントが多すぎてかなり大変なので、もう Alt+プリント(PSプリンタドライバで、GDI モードで印刷)でいいや、というのもわかるような気がしました。
いまさらながら、過去のエントリで、PageMaker に関連したものを、「PageMakerカテゴリ」として分類し直しました。
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