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2005年2月18日 00:00

Windows PageMaker出力はロストテクノロジーの塊ぽい

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PDFの作成と活用メーリングリスト [bitgate.co.jp] というメーリングリストで出た話題で、Windows版 PageMaker 6.53 において、TrueType フォント埋め込み PDF を作るには、プレビュー出力(PS プリンタドライバに対する GDI モード出力)を使うといいよ、ていう話題。

最近の PageMaker の話題ではこの方法がよくでてくるし、アドビシステムズ社の情報にも載っていたりするので、結構知られている話なのかなあという感じですけれども、逆に、本来のやり方はどうなの、ていう話はもうロストテクノロジーになりつつあるんだろうなあ、と思いました。

PDF 作るなら、Windows 95 系で AdobePS 最新版にしておいて AdobePS のフォントダウンロードを Type42、PageMaker 7.0 で開き直して、組版崩れないおまじないをしたあと、PS書き出しで、和文はダウンロード(アウトライン)にして、Distiller にドボン、ていう線かなあと思います。ただし和文フォントの斜体禁止。

OSWindows 95 系(ディスコン)
プリンタドライバAdobePS 4.5.3(日本語サイトのは古いので、
USサイト [adobe.com] のユニバーサル1.06でインストール)
フォントダウンロードPDF なら Type42、
出力ならアウトライン
PPDPS フォント使いたい場合は適宜書き加えて
所定の位置(2か所)へコピー
アプリケーションPageMaker 7
起動前操作ttfcache を捨てておく
出力前操作組版が崩れないおまじないを実行
書き出し和文フォント:アウトライン(PPDチェック)

チェックポイントが多すぎてかなり大変なので、もう Alt+プリント(PSプリンタドライバで、GDI モードで印刷)でいいや、というのもわかるような気がしました。

いまさらながら、過去のエントリで、PageMaker に関連したものを、「PageMakerカテゴリ」として分類し直しました。

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カテゴリ:PageMaker

投稿 大野 義貴 [PageMaker] | |

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