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2005年10月 4日 17:52

Trueflow出力の手引き第8版

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Trueflow 出力の手引き第8版が出ています。Trueflow を持っているとこにしか関係ないよ! ではなくて、PDF/X-1a 運用や、最新 DTP アプリケーションから生成したデータを出力したときに起こりうる一般的なエラーが書かれているのですから、他の RIP を使っているところでもダウンロードして読むといいと思います。ていうか、印刷会社の「やってはいけない」マニュアルは、こういう資料から引用されていることが多いのですから、制作側の人が「印刷会社が用意するマニュアルは、『やってはいけない』という事項が多すぎてウンザリ」ていうんなら、これを読んで、ウンザリする原因を把握してほしいと思いました。そういうマニュアルを提供している印刷会社の中の人もウンザリしているんです!

~~~

もう既に読んでいる人がいるのでリンク張っときます。

非営業マンのD.T.P&営業用メモ - Trueflow出力の手引き 第8版 Ver2.21 / Ver3.03 / Ver3.11対応 (PDF/11.5MB) [d.hatena.ne.jp]

僕個人的には、

Illustrator
Illustrator CS / CS2 からPDF を出力する場合、画像はリンクではなく埋め込んで処理してください。リンクで貼ると、画像にスジが入る場合があります。

Illustrator CS/CS2でリンク画像のまんま、PDF保存すると画像にスジが入る現象についても言及。っていうかCS2でも出るのかよ!

あたり、ちゃんと書かれてよかったと思いましたが CS2 だと起きなかったのではないかなーなんて思いました。僕はこの問題があるだけで CS は使用禁止にしたい気持ちですが、EPS 保存すると大丈夫なんですよね。

しかし、EPS保存では、埋め込む必要がある EPS を勝手に埋め込んでしまうお節介機能がついているので、OPI 運用しているところでは事故が起きやすいという別の罠があって、そういう意味でも Illustrator CS は腐っていると思います。

あと、この手引きの内容に文句がある場合は、エムティサービス[東|西]日本に電話すればいいらしいですが、製品のサポート契約をしていないとダメっぽいです。つうわけで、Trueflow を持っていそうな人に見つかるように、Web なり blog なりで意見を書いて、Trueflow を持っていそうな人がそれを見つけて MTサービスに電話してくれることを祈るといいようです。

投稿 大野 義貴 [DTP] | |

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コメント(8)

Trueflowユーザじゃないけど、参考までに読んでみました。

Illustratorに透明なんて概念が導入されてから、DTPはWYSIWYGじゃなくなったんじゃないかと思いました。

>しかし、EPS保存では、埋め込む必要がある EPS を勝手に埋め込んでしまう
>お節介機能がついているので、OPI 運用しているところでは事故が起きやす
>いという別の罠があって、
CSではリンクパレットに黄色の警告アイコンが表示されたことがないんですけど、表示されることもあるんでしょうか。

聞いてねーよが最初の印象。
イラストレータ書き出しの方はどうでもいいが、インデザインのPDFの話は、こちらが莫迦殿になってしまいそうじゃ。

#特色のからみは、あいかわらず普段CMYKチャンネル以外使わない私には正直全く分からないです、、、うまの耳に念仏ってこのことかしら。

気になるところ
P23 InRIPセパレーション運用
03行目「変更しています」(なにから?)
19行目「Distilleを用いて」(TrueFlowの話では?)
30行目「との誤解もありますが」(誤解ではない気がする…)

P14 1〜4行目 ちょっと違うと思う、、
「InDesignCS/CS2から色分解(In-RIP)でPS出力した場合、部品として配置されたIllustratorEPSにも影響を及ぼす記述がPS内に追加されます。
このPSがRIPされるとき、配置したEPS内部で定義されているプロセスカラーはInDesignCS/CS2上のオブジェクトと同じく特色として解釈されます。
このためオーバープリントの出力結果は、EPSをそのままコンボジットCMYKで出力した場合と異なる場合があります。
例) Illustrator8のEPSに含まれるグレースケール(K)オブジォクトはオーバープリントが可能になります(garyはプロセスじゃないが…良い例が思いつかない)
※InDesignCS/CS2からPDFを直接出力した場合も色分解(In-RIP)と同様に配置されたEPSに含まれるプロセスカラーは特色として解釈されます。」
でどう?

p.s.
違ってたらやさしくおしえてください (できれば本日中希望)。

ぽむさん:

CSではリンクパレットに黄色の警告アイコンが表示されたことがないんですけど、表示されることもあるんでしょうか。

リンクパレットのところは信用できませんから、当方では、分割・統合プレビューパレットとにらめっこして、OPI の低解像度を使ったり実画像を使ったりしています。

こさかさん:

イラストレータ書き出しの方はどうでもいいが、インデザインのPDFの話は、こちらが莫迦殿になってしまいそうじゃ。

お客様に PDF を作ってもらうような業務では、Illustrator CS の書き出しの注意点もやっぱり重要です。

MM岩手さん:

気になるところ

P23 InRIPセパレーション運用
03行目「変更しています」(なにから?)

さあ?

19行目「Distilleを用いて」(TrueFlowの話では?)

ここは一般的な話っぽいです

30行目「との誤解もありますが」(誤解ではない気がする…)

サポートに寄せられる苦情なんじゃないですか?

P14 1〜4行目 ちょっと違うと思う、、
「InDesignCS/CS2から色分解(In-RIP)でPS出力した場合、部品として配置されたIllustratorEPSにも影響を及ぼす記述がPS内に追加されます。
このPSがRIPされるとき、配置したEPS内部で定義されているプロセスカラーはInDesignCS/CS2上のオブジェクトと同じく特色として解釈されます。
このためオーバープリントの出力結果は、EPSをそのままコンボジットCMYKで出力した場合と異なる場合があります。
例) Illustrator8のEPSに含まれるグレースケール(K)オブジォクトはオーバープリントが可能になります(garyはプロセスじゃないが…良い例が思いつかない)
※InDesignCS/CS2からPDFを直接出力した場合も色分解(In-RIP)と同様に配置されたEPSに含まれるプロセスカラーは特色として解釈されます。」
でどう?

手引き8版の説明の方は、QuarkXPress 6.5J と InDesign CS における貼り込んだ EPS の再現され方の違いを説明する文章としては簡潔でいいような気がしますが、例題がないのでイカンのだと思いました。

p.s.
違ってたらやさしくおしえてください (できれば本日中希望)。

夜勤明けでしにそうなので勘弁してください。ていうか僕もしらね

# おはようございます !!

>QuarkXPress 6.5J と InDesign CS における貼り込んだ EPS の再現され方の違いを

5行目によると、Quark6.5にEPS配置して書き出したPSにはこのアミタドライブ(?)は装着されない模様。

#どっちが入稿データ通りか、迷ってしまいそう。。

5行目によると、Quark6.5にEPS配置して書き出したPSにはこのアミタドライブ(?)は装着されない模様。

QuarkXPress 6.5J で、DeviceN で書き出す設定のときの話なんですが、貼り込んだ EPS はパススルーです。これは QuarkXPress 6.5J から PS 書き出しして、Distiller 7 で変換して Acrobat 7 でプリフライトすると確認できました。

DeviceNの動作と混ざるってのは、混乱するだけではないのかと心配したり。。

p.s.
>パススルーです。
最初 PostScript XObjects なのかと思った。

>CSではリンクパレットに黄色の警告アイコンが表示されたことがないんですけど、表示されることもあるんでしょうか。

勝手に他人のブログで答えて良いのかわからんが、とりあえずPhotoshopでDCS画像を作ってリンクしておくと、懐かしい(?)黄色いマークが見れます。


本文中の
>エムティサービス[東|西]日本

エムティサービス[東西]日本
でもいいんじゃないでしょうか。

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