DTPとWeb2.0という言葉の共通性
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mixi の他人のコメント欄に書いたやつ、全然発酵しなかったのでこっちに書いておきます。
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mixi のこのどうしようもないデータの流用できなさ具合は全くWeb1.0 的だともいわれています。
DTP て言葉できたときに言葉の意味を理解しないで「早いうまい安い」として使った営業さんたちのおかげで今日の印刷業界があるというお話を聞いていますが、日本って概念じゃモノ売れねえよってことなんですよね?
Web 2.0 も日本では「早いうまい安い」になってしまうのでしょうか。
トラバ用リンク→No^3 ぱにぱに毒電波? MaxHeart:mixiに書いたけど言うな! [d.hatena.ne.jp]
投稿 大野 義貴 [日記・コラム・つぶやき] | 固定リンク |
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あー?
珍しく意味のワカンネエントリーですな。mixiの件(くだり)までは良いけど。
Web2.0ってSyndicateするためにXMLやらそういうのを使うじゃない。つまりデータの正規化?
今のDTP業界だってネイティブデータ(Webで言えばmixiの日記とかコミュとかのデータ)じゃなくて正規化した(Distillしたってかいたほうが良いか?)PDFってデータ(Webで言えばXML/RSS)が流行っているわけじゃね?
今までもDTP業界にはPostScriptっていう共通言語があるけど、色々先のことを考えるともう少しうまく使える言語にしておくか、みたいな感じでPDFという形式が出てきたのではないかしらんと思っちゃうんすけど。
だから今はDTP1.5くらいなんじゃね?
というか今考えるとMSのOLEってのはある意味他のアプリケーションを自分のアプリケーションに取り込むという点でMashUpされているからすごい技術なんだよなぁって思った。InDesignももう少し他のアプリケーション(Adobe以外のアプリケーションも)とシームレスに(画面変遷無しで)接続されると良いですね。
元々僕が書き込んだ人の日記のタイトルは、「難しすぎる『専門用語』が人々を新技術から遠ざける?」だったんです。つわけで、Web 2.0 の内容はどーでもよかった。カタカナ言葉なら何でもよかった。今は反省している。
ほんで、日本は技術の中身とかに感応してエンバンジェるのって苦手じゃないですか。結局企業の営業さんががんばることになるんだけれどもそこで交わされる言葉は「早いうまい安い」的な本質と違うけれども顧客にわかりやすい言葉。アメリカ生まれの言葉が変な消化のされ方で伝わるんじゃねーかなーて感じです。一番ありがちなのは、社会全体には Web 2.0 時代の行動様式や意味が伝わるけれども印刷業界だけ Web 2.0 が変な伝わり方するパターン。JAGAT のせいで。おそらく JAGAT が「早いうまい安い」的紹介をすると思う。
これはごく一部の人はそう思ってがんばってエバンジェっているけれども、末端では全くそんなの意識して無くてめんどくっせー新形式出てきたーてなっていますよねー。だって、働いている大半の人はコンピュータ使っているのではなくて写植機の変種を使っている意識なんですよ。だから、Illustrator 8 と モリサワ OCF フォントで、もう 30 年がんばれると思っています(断裁機だって油さして包丁研げば 30 年平気で持つでしょ)。