InDesign CS1はOPIコメントの作り方に問題があるみたい
スポンサードリンク
InDesign についている、画像をOPI コメントに置き換える機能について。
Mac 版 InDesign CS において、たとえば、
平成18年 卒業証書.eps
(全角スペースが間にある)ていうファイル名をリンクして、OPI で EPS画像を除いて PS 書き出しした場合、OPI コメント部はこんな感じになります。
%ALDImageFileName: (Volume1:test:\225\275\220\25418\224N \221\262\213\306\217\330\217\221.eps)
のようになりますので、これを PostScript デコードしてみると、
▲全角スペースが半角になっちゃっているよ!
のようになります。そして、OPI サーバは元の画像のパスを見つけられずエラーになります。
アホか!
~~~
Mac 版 InDesign CS2 においては、
%ALDImageFileName: (Volume1:test:\225\275\220\25418\224N\201@\221\262\213\306\217\330\217\221.eps)
となりますので、デコードしてみると、
▲全角スペースが全角のママ
のようになります。
というわけで、OPI 使う人は InDesign CS2 の方がいいです。OPI 使っている人なんていないような気がしますけれども。
そもそも、Unicode ファイルシステムの時代に、ShiftJIS を PostScript エンコーディングして OPI サーバに渡している時点で OPI はそろそろやばい規格なような気がします。
スポンサードリンク
トラックバック(1)
トラックバックURL: http://blog.dtpwiki.jp/MTOS/mt-tb.cgi/1550
昨日のエントリで使った PostScript エンコーディングをデコードするワンライナーについて説明します。 ワンライナー Unix や Mac OS X では、こんな感じで実行してください。 $ more hoge.ps | perl -pe 's/\\([0-7]{3})/pack("C",oct($1))/ego;' Windows ActivePerl ではこんな感じで実行してください。シェルの関係で、ダブルクォーテーションとアポストロフィを入れ替えました。 more hoge.ps | p... 続きを読む
コメントする