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―むり・くり―プラスコミュニケーション(更新終了)


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2006年2月10日 08:43

印刷業界であえてWeb 2.0とか言う必要はないと思うがとっかかりはあると思うよ。

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DTPにWEB2.0時代はあるのか [jagat.typepad.jp]

今でもフリーウェア的な半分遊びのようなデータ変換サービスがネット上にあったりするが、今までDTP用にパッケージのツールであったものが,ネット上のもろもろのサービスになって、DTPもそういったサービスに使いながら行われるようになるのではないか。

Web 2.0 的かどうかわかりませんけれども、昔、TUTAYA online が配布している売り上げランキングの RSS を、InDesign 用 JavaScript にして返す CGI を設置したことがありました。TUTAYA online に限らず、インターネットで配布されている自動更新データを InDesign 用組版データに変換できるわけでかっこいいと思いますがどうでしょうか。

M.C.P.C.: RSSをInDesignCSで自動組版するJavaScriptを吐き出させるCGIを設置してみた

(実行させるシーケンスがものすっごくださいわけですけれども、InDesign は、そろそろ http からデータストリームを入力できてもいいと思いました。)

ちょうど、ライブドアが、XML で天気予報を配信する仕組みを用意したので、

お天気Webサービス仕様 - Weather Hacks - livedoor 天気情報 [weather.livedoor.com]

見る人が見れば、これは利用されるだろうと思います。これを利用して、InDesign で天気予報を組むスクリプトを blog に出した人が、印刷業界 Web 2.0 の鏑矢を放つことになるのかもしれません(おそらくなりません)。

従来の印刷業のように設備産業的に構えると大変高コスト体質になる。そんなに仕事がかき集められないとすると、導入コストが低い使ってナンボのサービスモデルの用途は今後ひらけるだろう。DTPにもWebサービス的な環境が出来てくるのが今後の流れではないか。

主にエントリのタイトルに対してつっこむことになりますが、Web 2.0 には、参加型の観客が必要だと思いますが、現在 DTP ネタで芸をしてみたところで、DTP ネタで楽しめる観客は不在です。だから、現状のままでは、DTP で Web 2.0 にはならないんですよー。JAGAT がどうすればいいか、今年の PAGE2006 blog の開設で気付いてくれるといいんですけどね。

投稿 大野 義貴 [DTP] | |

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