IllustratorEPSの保存時の設定を書き換える支援ソフトEpsUnified
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Macintosh のツールには疎い僕ですが、この blog の trackfeed(※) に残っていたリンク元サイトに行ってみたらこんなのを発見しました。
FATGadget(ファットガジェット)- EpsUnified - EPSファイルのバージョンを、まとめて書き換えるためのツールソフトウェアです。 [www.fatgadget.jp]
このツールの動作について(詳しい方のために)
通常以下の設定は、Adobe Illustrator のアクションでは変更できません。
- 「配置したアートワークの表示」チェックのON / OFF
- 「コンパチブルグラデーション&メッシュプリント」チェックのON / OFF
- 「フォントの埋込み」チェックのON / OFF
- 「出力解像度」の値変更
- フォント置換
これらの設定はEpsUnified でEPS ファイルをコピーする際にファイル内部を書換えます。
ただし、ファイル内部の設定値だけを書換えているだけですので、実際にその設定のEPS ファイルになっているわけではありません。
生成されたアクションによってファイルを開き、「別名で保存」するときに書換えた設定が反映されます。
- EPS ファイルのバージョン
- 「フォントの埋込み」チェックのON / OFF
これらの設定はアクション内の「別名で保存」する際に書換えています。
Adobeのソフトのいやらしいところの一つとして、ファイルを保存するときに、出力時にエラーになるような設定がされていてもその設定を巻き込んで保存しちゃうことがあって、更に、設定の変更が、Adobe のソフトに用意されている、アクションと呼ばれる自動処理でいじれなかったりするという何ともひどいことになっているので、結果、「アクションなんて使い物にならないよね」なんていわれてこの業界自動処理が進まないのです。Adobe よ、それはワザとやっているのか?
ていうわけで、このソフト、Illustrator 8~10のEPSに対応とのことですが(公開日付が書いていないのでいつのソフトなのかはわからん)、重宝する環境もあるかもしれませんね。
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投稿 大野 義貴 [Illustrator] | 固定リンク |
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