M.C.P.C.

―むり・くり―プラスコミュニケーション(更新終了)


| トップページ |

2008年9月14日 22:41

Illustratorのグローバルカラーやスポットカラー選択時の濃度表示Tはチント(Tint)の略

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

Illustratorは、今でこそ万能ドローソフトですが、もともとは印刷向けの製版指定ができるソフトウェアで、オフセット印刷をするときの色分解した版を取り扱えるソフトです。

その中で、分解用のC、M、Y、Kの4色(プロセスカラー)以外のインキで刷りたいときに、特色版と言って、その色専用の版を作ることができます。Illustratorの操作としては、スポットカラーを指定することによって実現できます。

また、印刷するときはプロセスカラーを使うが、制作時にはスポットカラーのような扱いができる、グローバルカラー指定というのもあります。

スポットカラー、グローバルカラーともに、特徴として、色合いは最初に定まっていて、描画時に濃淡を指定できるというのがあります。その、濃淡を指定するカラーパレットで、スライダ上では、「T」という名前が付けられています。

以下Illustrator CS3の画像:

Illtint01
▲プロセスカラー(CMYK)の濃度表示。CMYKそれぞれのスライダに個別に名称がついている

Illtint02
▲スポットカラー(特色)の濃度表示。スライダ名称が「T」となっている

んで、「T」っていうのはいったい何っていうお話です。

以下2ちゃんねるから引用:

◆◆◆質問と回答 25ページ目@DTP・印刷板◆◆◆ [money6.2ch.net]

466 :氏名トルツメ:2008/09/13(土) 20:37:41
Tはスポットカラーじゃねえよ。
「tint」の略に過ぎない。
「スポットカラーではない」証拠に
プロセスでもグローバル設定すれば「T」になる。

目から平網が落ちました!

投稿 大野 義貴 [Illustrator] | |

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://blog.dtpwiki.jp/MTOS/mt-tb.cgi/2597

コメントする