Webのコンテンツで「年」を入れたがらない場合がある
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「年」を入れましょう
Webのコンテンツはすぐに陳腐化します。「●月●日」だけの情報では、その翌年に、どの年のことか分からなくなってしまいます。
ブログのように、記事が執筆された年月日が記入されているものでさえ、日付が書いてある箇所はマチマチですから、「この記事って、いつのこと?」と迷ってしまいます。
たとえば、ブログなど他のサイトに貼っていただくことを前提とするバナーはなおさらです。
というのですが、サイトの見栄えを判断する人は、「情報が切り取られて判断される」という実感がないことがあって、「どうせ自サイトに掲載するんだから、わかるだろ」という理由から、「いつ・どこで・だれが・なにを・どうした・なぜ」の5W1Hを入れるのを嫌うことがあります。
つまり、「2011年に書いたことをすぐに読むのだから必然的に2011年のことだとわかるだろ、冗長だ。」とかいうわけです。なるほど、確かにそれも読み手のことを考えているともいえる。しかも、いるかどうかわからない未来の読み手のことよりも、そこに確実にいる今の読み手のことを考えて読みやすい文章を作るべきだ。……文章を読む立場、読みやすさの評価軸が違うから、日付に年を入れる論争はここから平行線です。
(個人的には、Print-Betterという、年を入れたがらないサイトのスクレーピングをして、コンテンツの日付に年がないことの不便さを実感しています。)
というわけで、そういう評価をされるサイトでは、僕は、たとえば2011年11月1日の、「2011年」の部分をspan要素で囲ってしまい、class名hiddenとかをつけておいて、CSSでそのサイト上では表示されないようにしていたりします。
こんなことしなくてもちゃんと説得すればいいのですが、僕は説得が通ったことがないので、こんな変なことに……
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