電子書籍のブックストア会社がなくなったらデータからテキストファイルだけ吐き出す仕組みにすればいいと10年ぐらい前に考えていた
スポンサードリンク
10年ぐらい前、10年後には電子書籍の仕事でもやっているのかなーと漠然と考えていて、その時に妄想していたんですけれども、
「電子書籍も書籍というからには、データがあるのに読めなくなるという事態は避けるべき。流通させる業者がプロテクトを掛けるのはやむを得ないが、業者がつぶれた後に読めなくなることを防ぐため、何らかの仕組みで業者がつぶれたら、『データの中から生テキストファイルがひねり出せるような仕組み』があればまあまあ安心なんじゃね?」
とか考えていたのだけれども、10年後の僕は電子書籍には全く携わっていません。そういうもんだよね。
そんで、このニュースにつながる。
PSP コミック配信が終息。購入は9月まで、再DLやビューア提供も年内終了 -- Engadget Japanese [japanese.engadget.com]
サービス終了までのスケジュールは、まず3月15日に新規コンテンツの追加・更新を終了 (新規タイトルおよび連載の新着エピソード追加終了)。続いて9月末日にはPlayStation Store でコミックコンテンツの販売を終了し、2012年12月にはすでに購入したコミックの再ダウンロードや、ビューアアプリのダウンロード提供も終了する予定です。
壊さなきゃ繰り返し見れるとはいえ、「ソニーという大企業が運営しているのならコンテンツ入手が将来においても保障されているだろう」というユーザーの期待を裏切ったのだということを、ソニー自身は重く受け止めないといかんのだと思います。
この事案も、Adobeのアップグレード詐欺まがい事案と同様に消費者庁に取り次いでもらえるように、コンテンツ買っちゃった人は国民生活センターに相談するといいと思いますよ。もし問題として取り上げられたのであれば、旧来の書籍購入の枠組みで議論してくれそうな期待はあります。
投稿 大野 義貴 [パソコン・インターネット] | 固定リンク |
スポンサードリンク
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://blog.dtpwiki.jp/MTOS/mt-tb.cgi/3864
コメントする