DTP用途だとなぜPerlよりRubyが流行ったのだろう
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おととい、Niigata.pm tech talk #1 [atnd.org] が終わったのちに行われた懇親会で、「PythonやRubyやPHPは後方互換性がないよねー」的な話がされていまして。
今日も
Perlは後方互換性を維持するスクリプト言語 - サンプルコードによるPerl入門 [d.hatena.ne.jp]
ていうエントリがあって。ちょうどあちこちのユーザー会などでその手のネタが同時発生しているのかしら。
一方、DTPの人たちは、スクリプト処理にRuby使いたがりますよね。これってどうしてなんだろうなーとかちょっと思ったりしました。
僕がこのサイトほかで蓄積したプログラムはほとんどがPerlなのですが、これらはみなLinuxで動くコードだったりします(Mac OS Xでのテストはしていない)。というのも、LinuxのPerlだったら、会社を辞めてもKENT-WEBのスクリプトを修正するような作業でお金をいただいて糊口を凌ぐことができると考えたからだったりします。おめーいつから会社辞めるつもりだったんだよ!
まあ、確かにPerlのコードの互換性は高いのかもしれない。細かく見ていくと、DTP用途で僕が好んで使うPDFJという組版ライブラリは5.8.10では互換性問題解消patchが必要だったりする(PDFJ [hp1.jonex.ne.jp])。
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で、じゃあなんでDTPの人はRuby使うか、ていう話なんだけれども、業界内で、Mac OS Xを前提として書かれたスクリプトはRubyのものが多かったから、というぐらいの理由なのかなあと思う次第。
先駆者がRubyで始めたので、そこにみんな乗っかったからRubyのコードの蓄積が多くなったのだろうという推論。
実際にRubyでコード書いている方としてはどういう実感なんでしょうか。そして「Rubyに後方互換性がない」と言われているわけですが、DTP用途でのコードでは影響があるのでしょうか。(問いかけエンド)
投稿 大野 義貴 [パソコン・インターネット] | 固定リンク |
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