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2004年5月 4日 13:26

Linuxでデカい外付HDDになんとなくだがファイルバックアップをとってみる

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我が家のストレージ 1TB越え記念(なに入っているんだろう……)! バックアップ電撃作戦!(でも電撃には弱いとおもうんだ、たぶん)

我が家のサーバは REDHAT Linux 9 の Software RAID 1(160GB×2)です。

今住んでいるところは雷のおおい地域で、会社で仕事してたときドッギャーーーンと基幹の送電線に派手に雷が落ちて全社シャットダウン!

「[Cmd]+[S]してなかったー」
「拙者はどっちか撰べといはれると[Ctrl]+[S]でござる」
「フーン」
「一応ファイルサーバはUPSあるのでヘーキ」
「でも容量無いですよレッドゾーンですよ電池交換したんですか?」
「CTP止まっちゃったねー焼いている途中だったのに。破れ破れだぜ(ヤレ版だしな)」
「こりゃあ納期間に合わないやはっはー」
「電気戻らないねーしょうがないから床掃除でもしようか」
「黙々と拭き拭き」
(一部創作あり)

などと日中に言っていたその日の晩にうちに帰ってきたら案の定我が家のサーバが二度と起動しなくなっていた。その後某カメラ屋の携帯電話販売コーナーの影に人目に付かないように置いていたほこりをかぶっていた家庭用 UPS(無論オムロン) を買ってきたので停電に関してはなんとかなるのだけれども、HDD の方は バックアップ体制とれてなかったわけです。

このまえ、160GB の HDD を買ってきましたから、晴れてバックアップをとれることになりました。普通の人はこんなデカいストレージで Winny2 なんかやるんでしょうけれども(普通?)、当方 ISDN なんでやる以前の問題です。Winny2 でいろいろやっている人、変なもの流さないように気をつけてください。なんとか契約結んで取った仕事のデータ流れた日にゃ、目も当てられません。警鐘!印刷関連の人、会社では、Winny2 やるな。うちでも、やるな。

~~~

さて、/root を漁っていたらこんなの見つけた!

3月 19 2003 backup.sh

#!/bin/sh
cd /mnt/data
mkdir `date "+%Y%m%d"`
cd `date "+%Y%m%d"`
cp -a /var/samba/* .

しっかりしろ、当時の僕
まあ、無かったことに。削除っと。

~~~

方針:

  • バックアップ対象は、とりあえずsambaで共有しているディレクトリ(/var/samba)をまるごとバックアップ。
    バックアップ先は、IEEE1394 接続の バッファローの 160GB 外付けHDD(コーベホーネツで放熱効果が金沢I社製品よりいい豪語しているが、前回記事の通り容積が増えているから放熱面の面積も増えているわけで、色々な含みがあるのではないかと思ったり思わなかったり)

  • バックアップ方法は、ベタコピーでいいや。

  • 我が家には、2GB超のファイルはないので問題なし。

  • 万が一のときは、Windowsマシン or Macintosh につないで、直接ファイルを使えるようにする。

ポイント:
  • IEEE1394 の HDD は、vfat でフォーマットしておく。ていうか、この手の HDD はすでにフォーマット済です。

  • IEEE1394 の HDD を mount するときには、codepage=932,iocharset=euc-jp でマウントしておかないとひどい目に…(Windows につないだときに、日本語バケバケ)。

結果:こんなんどうでっしゃろ

# rsync -av --progress /var/samba /mnt/1394/backup

(補足)-avz になっているところもおおいですが、今回はHDDがロカルに付いているので、-z(--compress)でいちいち圧縮・伸張することはないというわけです。実際我が家では転送速度が1/5~1/10になって困った。あと、cronから動かすときには、-av --progress の代わりに、-aq にすればいいつもり。

転送アベレージとしては、15MB/s くらい。DDS4 とかに比べると上出来かな。

(2004.5.4 20.04追記)
この記事は、実はちょっと失敗していることが分かりました。IEEE1394 HDD 側のファイルシステムである、FAT のタイムスタンプの最小単位が2秒だったことでうまくいかないのです。この件については後日別記事で記述します。

投稿 大野 義貴 [Linux] | |

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