Photoshop CS eps : ASCII85 エンコーディングって全てにおいて大丈夫なの?(2):HELIOS ImageServerではちょっと問題が
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前回記事で、Photoshop CS で デフォルトのエンコーディングになっている ASCII85 エンコーディングは、もともと Postscript にあるエンコーディングではあったが、Photoshop eps形式としては新参者。アドビフォーラムでは、「ASCII85エンコーディングを使うことによってなにか問題あるの?」なんていう投稿もあったけれども、僕のところには、HELIOSのOPI関係でうまくいかないよ! プンプン! なんて言う情報が。ホントかな。というところまでやりました。
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まず、Photoshop CS を入れました。今まで、Creative Suite Premium の Acrobat と Photoshop 以外の物は入れていたのですが、Photoshop に関しては全く興味がなかったので入れていませんでした。ライセンス的に、Illustrator と InDesign は、それぞれ ver.10 と ver.2 がアップグレードせずに残っているので問題ないが、Photoshop に関しては、もともとこの CS Premium が Photoshop 7 からのアップグレードになるから、Photoshop ver.7 と CS の重複インストールは認められないことも、いままでインストールしなかった理由です。
さて、さくっとインストールしたので、早速 ASCII85 エンコーディングとやらを試してみます。
▲デフォルトで ASCII85 エンコーディングが選ばれる
Photoshop CS から、「ASCII85 エンコーディング」、「バイナリエンコーディング」それぞれを選択して保存したepsファイルを、HELIOS ImageServer の OPI 生成対象領域にコピーします。
▲コピーした直後。
しばらく待つと、HELIOS ImageServer が、自動的に eps を読み込み、「layouts」フォルダに、低解像度の OPI対象画像を生成します。
▲自動的にlayoutsフォルダができます。
さて、中身を見てみます。
▲何!ASCII85エンコーディングepsの低解像度は、どうやらTIFFになってしまいました
これはいけません。
こんなので作業したら、Illustrator だと事故を誘発しちゃいます。
ちなみに、TIFF の低解像度を開いてみると、こんな感じ。
▲対応していないってことっすね
HELIOS OPI/HELIOS ImageServer をお使いの方は気をつけてください。HELIOSの本国のサイトを見に行っていないから分からないけれども、おそらくなんらかの対応がなされている・なされると思います。
「もうUpdate CD 来ているよ。」ていう方、コメントつけてください! 当方、あくまでも demo版での検証でございますから。
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