PDF にページボックス類が5種類あることにおののく
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ちょっと煮詰まってきたので自分用メモをしておきます。でもいまだ不確定・不正確なので注意。
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PDF (PitStop) |
Acrobat 6Jトリミングツール | X-Plate PDFでの優先度 | 実運用での意味合い(不正確) | |
デフォルト | ArtBoxをページサイズに使う | |||
/MediaBox | 3 | 4 | PDF を紙に見立てた時の大きさ(必須) | |
/CropBox | トリミングサイズ | 2 | 3 | 画面に表示される領域 |
/BleedBox | 裁ち落としサイズ | - | - | ドブ分を含めたサイズ |
/TrimBox | 仕上がりサイズ | 1 | 2 | 断裁するときの内トンボに相当 |
/ArtBox | アートサイズ | - | 1 | オブジェクト全体を囲む バウンディングボックス |
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X-Plate PDF がちょっとバギーで、/TrimBox が、/MediaBox と一致しないとき、X-Plate PDF 上で270°回転に失敗するようです。
(2004.11.18追記)
X-Plate PDF の件は、三菱製紙さんからアップデータをもらうと直ります。
(2004.11.18訂正)
<del>/BreedBox</del><ins>/BleedBox</ins>
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PDF上で仕上がりサイズ、裁ち落としサイズを表示する - 名もないテクノ手 [d.hatena.ne.jp] 「InDesignで作成したPDFは、PDF上で仕上がりサイズや裁ち落としサイズを表示できます」というTIpsがありました。 この議論をする上で、 TrimBoxとBleedBoxを製版で実際に使うかどうか、ということを一度考えてみたらいいと思う。 昔の議論の中で(議論らしい議論は起きんかったが)、 僕:TrimBoxなんて信用ならないからTrueflowで配置位置を調整するよ派 MM岩手さ... 続きを読む
Acrobat 6.0の
環境設定/ページ表示/アートサイズ、仕上がりサイズ、裁ち落としサイズを表示
って知らない人多いかもと時々。PDF/X入稿前に絶対チェック希望。
塗り足し付きInDesign EPSからPDF/X-1aに変換するとTrimBox見られますね (絶対ではない)。
絶対ではないのが悔しくて、修正用ドロップレット(.wsf)作ったよ。
ちなみに、Illustrator 10、CSのEPS中のトンボ情報読み取って
pdfmark埋め込んだりもできるんだけど作ったんだけど、見たい?
# ノートン先生がウイルス呼ばわりするんだけど (^^;)
p.s.
CLさんはEPSからPDF作るの嫌い ?
そして音引きなどが点線になりましたとさ。:-P
前に書いたかもしれませんが、その問題でお客さんにクレームつけられたら、アドビの方に回してほしいと言われました。
あ、それ見たいです。
それはおおむねやり尽くして、いろんな問題や課題が見えてきているので、PDF を非破壊的手法で出力しろっていうのが宿題なんです。
とりあえず、このヘンテコな面付けソフトがかなりオカシイことだけは分かりました。
書いて良いのか?↓(笑)
>PDF を非破壊的手法で出力しろっていうのが宿題
PDFで面付けするってのは理想型だなぁ。ということで現実味がないと思うのは私だけか。JPCのセミナーで出てたオーストラリアの3DAPのように「PDFを中心とした」ワークフローにしてくれれば良いのに。
http://www.jpc.gr.jp/jpc/download/pdf/doc1_1-7.pdf
上のPDFの2頁目でも図の中にきちんと「面付け処理されたPDF/EPS」という言葉が出てくるように、使える(有益な)部分は上手く使っていこうという「合理的なスタンス」が日本であまり見えないのはなぜだ?(私の会社でも、か)
全部一気に全てがPDFなんて、そんなのPDF先進国でも出来ていないのになんで日本だとできるわけ?とか言っちゃう(笑)。
PDF←→EPSの(ほぼ)等価交換が出来ていれば「非破壊的」とは言えなくはないかしらね。
とりあえず私はEPSとともに生きていきます(笑)。
>PDF←→EPSの(ほぼ)等価交換が出来ていれば「非破壊的」とは言えなくはないかしらね。
賢者の石があればいいわけですね! そのためにはまずたくさんの人を集めて(マテ
結局はたくさんの PDF をあつめてみないと。
>まずたくさんの人を集めて
オラに元気を分けてくれ!ってか。(違
さて、ネガティブキャンペーンを社内や社外にしてもしょうがないので(笑)良いこともコメントしておくか。
PDF/Xで断ち落としとか仕上がりサイズとかがきちんと正しいものが入るようになるとJDFあたりも更に自動化されて輪転使っているところは嬉しいことになるはずですが、まぁ、あんまり私には関係ない話ですけど(汗)。
http://www.jagat.or.jp/story_memo_view.asp?StoryID=6301
#40万枚の断裁が嫌とかそんなのは聞きたくないですよ~
>PDFで面付けするってのは理想型だなぁ。ということで現実味がないと思うのは私だけか。JPCのセミナーで出てたオーストラリアの3DAPのように「PDFを中心とした」ワークフローにしてくれれば良いのに。
>
>http://www.jpc.gr.jp/jpc/download/pdf/doc1_8-16.pdf
//ちょっと修正 (8-16)
私もオーストラリアのPDFワークフローは、とても現実的だと思います。
ヨーロッパのRGBアプリ用のPDF/X3とか、アメリカの「このPPDを使え !」とかいうのは、どうも納得できないです。
ところで、オーストラリアは、ページ単位のPDFがワークフローのルールに入ってるみたいですね。
(もともと、EPSが主流だったからということもあるのでしょうが)
PDFワークフローとは、データチェックで引っかかったら次に行かないフローだと思います。
ということは、NGページのみの差し替えが簡単でないといけないってことなんでしょうね。
ちなみに、あの図の右下に出てくる、プリナジーってRIPもページ単位のPDF処理って書いてあります。
http://www.creo.com/jp/products/software_solutions/ss_workflow/prinergy/prinergy_connect/default.htm
で、思ったのですが、Exstream系RIPのPDF面付け機能と、面付けソフトを使った場合って、意味が大きく違いますね。
いわゆるPDF面付けソフトというのは、複数PDFファイルを付け合せて再び別のPDFファイルを作るって仕組み。これって、複数のページに分かれた情報を拾い集めて合成、再構築しなきゃいけないってこと。かなりの時間がかかるし…(略)。// EPS通のjdashさんやCLさんに通じればよし。
対して、Exstream系面付け機能って、(PSに包括されたEPSのように)PDFをページ単位でRIPしその都度描画する仕組み(PDFをまとめない)ってこと、みたい(謎)。Exstream系って存外素敵なのかも。
※理屈上ね。だって、どんなヘンテコPDFもExstreamなら出せるってことありえないし ;-p