M.C.P.C.

―むり・くり―プラスコミュニケーション(更新終了)


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2005年9月26日 13:15

せめて DTP アプリケーションのプリセットファイルぐらいは単体配布させて欲しい

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M.C.P.C.: InDesign CS2 4.0.1アップデータがAdobe Update Managerで公開:コメント でotsune さん曰く、

それを許すとスパイウェアでも何でもアリに成るから難しいところ。
偽アップデーターとか使って。

でもごく稀な例外は目をつぶって、99%のユーザーが便利になる方法で割り切るのもありだと思った。

確かに、アップデータが実行ファイルを実行する形式である限り、トロイの木馬を忍ばすことができるのは大きな弱点で、それを防ぐためにアップデートプロセスを、アップデート対象のアプリ側に置いて、アップデータはアップデートプロセスをドライブするスクリプト+更新ファイル、なんてことをすると、かえって、いかにアプリのアップデートプロセスを動かして誤作動させるかなんていう遊びがはやったりしてやぶ蛇になったりしそうです。

ソフトウェアベンダの心労を察するに、DTP ソフトウェアのアップデータ関連は、けいはんなの FTP においてあったり VANFU においてあるっていうのは無理くさい。

もうバイナリアップデータはいいや、あきらめる。

ところで、DTP 関連では、ソフトウェアベンダが提供するアップデータの他に、PPD やら、プリセットなどが各印刷機材ベンダから配布されていまして、これらは、第三者に書き換えられると、混乱はきたすだろうけれども、甚大な被害が与えられるというほどのものでもないのですけれども(印刷事故はささいなミスで甚大な被害になるのは分かっていてあえて書いていますけれども)、これらにしたって、自由な配布は禁止されていたりします。

プリセットは、安全なデータ入稿のためには配布するのがベストですが、ベンダの配布形態の縛りがきつい(いろいろなソフトのプリセットや PPD が複数圧縮ファイルに入っていて、このままではクライアントに配布しても混乱してしまうので、できればそのソフト用のプリセットをひとつだけ切り出して配布したいのだがそれができなかったりする)ので、結局、独自にプリセット名をつくって(たいてい出力業者の名前になるのでは)、ベンダの提供するプリセットの設定に合わせることになります。これって、同じ内容のプリセットなのに、名前の違うものがいろんなところで配布されてしまうっていうことです。あまり好ましいとは言えない状況ではないでしょうか。同じ設定のプリセットであれば、同じ名前でまとめられているのが筋ですし。

ベンダのプリセットを名前を変えずそのまま単体で、出力業者などから配布できれば、ベンダの宣伝にもなるのにな、なんて思いました。印刷機材ベンダって、データ制作をするような層にはあまりブランド出したりしないですよね。

投稿 大野 義貴 [DTP] | |

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コメント(2)

i-hate-eps○nさんも、ライセンス云々でPPDをダウソさせてくれないモノが多いですね。
この会社はホント、売ったらそれっきりって感じがします。

>i-hate-eps○nさんも
 伏せ字にする意味がどこにあるのか分かりませんが(^^
 私もhateに一票。

 このあいだ、海外で海外仕様のプリンタに出すため、EPSONとHPのプリンタドライバを探してヒーヒーいっていました(まぁ、英語が苦にならなければ良いのでしょうが)

 なんとか両方とも見つけてインストールは出来たのですが、EPSONのは、期待通りの出力が得られなかった。(もちろん、国内版はOKなのですがねぇ)

 それ以外でも、HPの方が綺麗だったし。次買うときはHPと思った次第でした。

 あ、これ、EPSONが出ていたので書いた余談です(^^

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