印刷物を作っている人が出来上がった印刷物を見てない
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昨日話しの続きですが、K100自動オーバープリントをしない設定(本来の設定)にしても、問題がない場合があります。つまり、見当がどんぴしゃであれば毛抜きあわせにしてもまったく問題ないし、見当がずれると僅かにインキがつかない領域ができますが、その領域に関しても人間の感性側に許容範囲があるから問題にならないっていうことがあります。
そもそも、データ制作者が、自分のデータの製品での再現性を確認していないので、問題にならないという場合が結構あります。
おそらく小さいころから本読みが好きで本の活字の際が非常に気になったまま大人になった人、かぎ括弧の前後の空白のあけ方が気になって仕方がないまま大人になった人と同様に、印刷の版ずれが気になって心のどっかに引っかかったまま大人になった人がいて、そういう人がデータ制作の仕事に携われば版ずれが気になって気になって仕方がなくて、自分のやる仕事に関してはオーバープリントはもちろんトラップ設定まで完璧にこなしてしまったりするのかなーと思ってみました。
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